スピリチャルTIMES 「とにかく生きてみる!」

スピリチャルTIMESの編集長北村洋一が、この不確定な社会に生きている人々の喜怒哀楽をレポートする。

とにかく生きてみるvs荒天時の食べ物はvs死にはしない

2017年04月05日 | 自分的エッセー

海兵隊譲りのこのオープンサンドは、深夜チャリで帰宅した後の僕の夜食です!
「ただいま、飯無いの?」と言える男を見失ってからかれこれ数10年は経つのです。
心筋梗塞カテーテル4回の僕は、そろそろ食べる物もバランスを必要とするのですが、そんな事を心配していても、腹は減るし、ライブで生きてる気が多分しないだろうと思うのですが、できればシャッキシャキッな音の出る野菜くらい乗せたいものです。
けど50歳後半のツーアウトの男には野菜の扱い方がいまいち苦手なのです。
トーストしたパンにコールスローをたっぷり乗せて、フライパンで焼いたプレーンエッグを乗せて、マスタードとケッチャプをかけて食べるだけなんです。
これを侘しいと言えばその通りなんですが、
これでもかこれがかですが、今のところ元気になるような気がするのです。
多分自分で何かをごまかしているのでしょうかねー!

そんなことでこのオープンサンドを食べる時の心象風景は荒天気モードに変わります。
いつ何時の出撃に備えてのFー14のパイロットのごとくですか、凶悪犯罪の捜査中のデカのごとくですか、ゴジラ上陸を迎える科学特捜隊のごとくですか、とにかく「明日はどうなっているやら!」を頭をかすめながら、このオープンサンドを食べるのです。いやそんな優しくはないかもしれません、ただ喰らうのです。
ほとんど役に立たないかもしれませんが、荒れた世の中を生きるには僕のような遊撃手がいなくてはと一人思っているのです。
25年程まえには、アフリカのコンゴに金の採掘ビジネスで、サンプルをキャリーで持ち帰る依頼を受けた時に、パリ経由でキンチャサに向かう前日、内戦勃発で入国出来なかった夜、真面目に生きてりゃ良かったとしみじみ思ったのが懐かしいです。
あれからも何も変わっていません。
身体の事を考えて食べるのは、真面目に本当に頑張った奴だけなんでしょう。
ええ加減に生きていたらカロリーが必要なのです。
そして世の中の役に立たない自分の疚しさが荒天時の食べ物を選ぶのですかね。
空港で予防注射2本を打って貰って、出国する気持ちは、「多分死にはしないだろう〜〜」だったのを良く覚えています。
さぁ夜中に食べる海兵隊アーミーオープンサンドを前にして僕の脳裏をかすめるのは、「多分死にはしないだろうーー」という事です。
だったらコーラも思いっきり飲んだろうと今決めました。それも赤いバシバシのコーラです。
音も流したろーか!と思います。
今夜はクルセイダースがご機嫌と思います。


コメント
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