MANIAGARA DIARY

シャインクラブ代表・WANKOの日記

パーマン

2012-05-24 | Weblog
息子(4歳)が一昨日から風邪をひいている。

たいした事ないんだけどね。
でも保育園は休んで自宅療養。
今日はかなり良くなっていたんだけど、念のために休ませた。

でも気分転換にちょっとくらい外出してもいいかな。
DVDでも借りに行くか。
アニメを見てたら大人しいだろうしさ。
ついでにボクも何か借りよう。

でもなぁ。
息子とツタヤに行くと、「早く帰ろう」ってうるさいんだよな。
自分のはとっとと選んじゃってるものだから、早く帰って観たいのだろう。
ボクがまだ選んでないんだから自分勝手な事を言わずに、ちょっと待ちなさいよ!
と言っても帰りたがる。

ま、ボクのほうも選ぶのが遅いとは思うけどね。
最初から借りるのを決めていってたらすぐに探せるんだけど、行ってから探すもんだから時間かかっちゃう。
結局いつも息子のうるささに根負けして、適当に選んで借りる事になるのだ。

でも今日はしっかりと言い聞かせておいたから大丈夫だろう。
いくら自分のが決まっても、ボクのが決まらないと帰らないぞ!
と、念を押しておいた。

これでゆっくりと探せるはずだよ。

そうしてツタヤに到着。
さっそくドラえもんコーナーに走って行く息子。

おっ!
パーマンのテレビシリーズのDVDもあるんだな。
懐かしい。
当時はよく見てたよ。
「また見たいな」
なんて話しつつも息子のほうはあまり興味なさげで、ドラえもんとアンパンマンのDVD選びに夢中でしたわ。

さて、次はボクの番だ。
じっくり選ぼう。
洋画コーナーに向かって行くと、息子はどこかに行ってしまった。
気にせずに探そうとすると、すぐ戻ってきて

「はいこれ」

と、DVDを一枚カゴに入れたるではないか。
これなんだ?
と取り上げてみると、それはパーマン!

いやいや。
パーマンはいらないよ。

と言うが、

「だって、さっき見たいって言ったじゃん!」

と言う。
まあ確かに言ったけどね。
けどそれは今って事じゃないし、しかもDVDをわざわざ借りてまで見たいってほどじゃないんだよ。

しかも。
「じゃあ(ボクの分も)決まったから、帰ろう」
なんて言いやがる!

いやいやいや。
パーマンはボクの分じゃないでしょうが!
それは借りないで他のを今から探すんだって!

と言っても、

「何でよ!パーマンでいいじゃん!見たいんでしょ!」

とうるさい。

パーマンはいらんっての!
そして今から何か探すの!

と探していくが、「パーマンあるからもう探さなくていいでしょ!」と付いてくる。

無視して物色をしようとするんだけど、パーマンパーマンとうるさくて集中出来ない。
負けたよ…
もう適当に一枚選んで帰りましたわ。

また吟味出来なかった。
ガッカリだ。
しかも、せっかく借りたのも家で持ってるやつだったしさぁ。
見た事があるってのじゃなく、持っているのを借りるなんて情け無さ過ぎるよ。

ボクのために借りたはずのパーマンも、息子が1人でずっと見ちゃってるしさ。

今度は息子抜きでツタヤに行って、3時間くらいかけてジックリ選ぶ事にしよっと。

待合室

2012-05-22 | Weblog
息子(4歳)が、昨日の夜中に何度も咳をしていた。
朝起きても、明らかに鼻づまりの声。

ということで保育園の後、病院に連れて行った。

たいした事ないから、それだけだったら行ってなかったんだけどね。
でもちょうど他に聞く事があったので、2つ合わせて一本という事で連れていったのよ。

小児科なので、待合室の横には子供の遊び場がある。
さっそくそこに入って遊ぶ息子。
1人で遊ばせておいてボクはノンビリしたかったんだけど、ボクにも入ってこいとうるさい。

仕方ない。
他の子に迷惑かけるかもしれないので、一緒に遊ぶか。
絵本読まされたりして過ごしましたよ。

そうこうしていると、続々と病院に親子連れが入ってきた。
ちょうど仕事や保育園とかが終わる時間だから、今がピークなんだろうな。
この遊び場も子供が増えてきた。

しかし、他の保護者は待合室にいるので、遊び場には子供だけ。
大人はボク1人だ。

だもんで。

子供が寄ってくるのなんの!
それも男の子ばかりが!

ドラゴンボールのカードを次々に見せてくる子がいたり、
ぬいぐるみで攻撃してくる子がいたりする。

なんだこの状態は。

我が子や知り合いの子ならともかく、見知らぬ子の相手はキツイな。
子供が数人合わさった時のパワーってのは、尋常じゃないもんね。
しかも、家庭によって色んなルールがあるから、どう対応すればいいのか分からなかったりする。

向こうのほうにまだまだスペースあるんだから、もっと散らばりなさいよ!

と思うが、むげにするわけにはいかない。
だって、横にはお母さん達がいるんだもん。
こっちを見ているわけじゃないし、誰が誰の親かも分からないとはいえ、雑な対応は出来ない。

しばらくしたら散らばり出したけど、最後まで1人の子は横にいた。
ずっとボクの周りで遊んでいるんだよね。

するとその子が

「これは、(息子の名前)ちゃんが持ってて」

と言うではないか。

ん?
今、息子の名前を言ったよな?
ボクが呼んでいるのを聞いて覚えたのかな?
それにしてもボクは呼び捨てにしてんのに、ちゃん付けで呼ぶなんて、しっかりした子だな。

と思っていると、息子のほうもその子の名前を呼ぶではないか。

え~!
お前ら、知り合いだったのかよ!!

しかも話を聞くと、同じクラスの子だったようだ。
全然気付かなかったよ。

だって最初出会った時、ノーリアクションだったじゃんか。

「おっ!こんなとこで。奇遇ですな」とかさ
「あら、どこか悪くされたんですか」とかさ。

そんな言葉は一切無しに、普通に近づいてきて、付かず離れずの状態で遊んでやがるんだもん。
せめて挨拶くらいはしなさいよ。
ったく…。

とりあえず、その子にも優しく接していて良かったな。
どこに知り合いがいるか分からないから、これからも気をつけておこう。

日食

2012-05-21 | Weblog
日食が見られる日らしい。

と言っても、あんまし興味ないんだよね。

流星群とかみたいに星関係の事ならまだ見たいと思うんだけどなぁ。
太陽と月には悪いけど、日食にはそれほど心を動かされない。
絶対にあんなもの見るもんか!
とまでは思わないけど、でも別に見なくてもいいとは思ってしまう。

そもそも、皆既とか金環って何だ?
日食の仕組みは理解してるつもりだけど、皆既も金環も、どういう意味なのか分からない。
皆既といえばどうしても、つのだじろうや稲川淳二や日野日出志あたりを想像してしまうが、そっちの怪奇じゃないだろう。
金環も楽器やミカンとは関係ないはずだ。

もうちょっと日食に興味を持ってたらそんな意味くらいすぐに調べると思うけどね。
わざわざ調べるまでもないんだよね。

しかし。
興味ないと言ってても、ここまで周りが盛り上がっていたら、やっぱり気になってしまう。

コンビニに行っても、ホームセンターに行っても、本屋に行っても…
最近はどこに行っても皆既日食用グッズを取り扱ってんだもん。
いやがおうにも目についてしまうよ。

買わなくていいのか?
あれがないと日食が見られないんだぞ?
かなり貴重な瞬間なんだぞ?

グッズを見ると、そんな気持ちになってきてしまう。
日食を見ないと世間から取り残されるんじゃないかって思えてくる。
みんなで集まった時にその話題で盛り上がったらボクだけ何も言えず、ニタニタと愛想笑いで誤魔化す事になるんだろう。

でも結局買いませんでしたよ。
意地を張ったわけじゃなく、ただ何となくね。

まあ結果的にはそれで正解だったんだけどさ。
大分県は曇ってて見られなかったから。
たまたま付けてたテレビが見られる地域のをリアルタイムで中継してたので、それで見ましたわ。

しかし。
見れなかったとしても、やっぱり買っていたほうが良かったのかもなぁ。
と、今になって後悔してるよ。
ああいうのは、見れようが見れまいが、グッズを用意して、その時間に空を見るべきだったんだよな。
見れずにガッカリしても、それはそれでいいのよ。
たまたまテレビで見るよりも、遥かに有意義だ。

次に大分県で見られる時には、早くからグッズを買って準備する事にしよっと。
その時が楽しみだ。

四国3日目

2012-05-20 | Weblog
2日前から四国に来ている。
今日が最終日。

朝は、ホテルの真裏でやっていた『日曜市』を見物。
ガイド本にデカデカと載っているほどの、高知の名物らしいんだよね。
野菜やら何やらの出店がズラーと並んでいるの。

こないだ高知に来ていたマサキが「高知のコストコ」と言って絶賛していたなぁ。
でもチラッと見ただけで、何も買わず。
ここで野菜を買ったって邪魔になるもん。
それに今から香川に行くからあんまり時間ないしさ。

ということで、高速を2時間ほど走らせて香川へ到着。

目的は、こんぴらさん。

と言っても、ボクはこんぴらさんってのが何なのか全然分からない。
神社ってのは知っているんだけど、どうしてそんなに有名なのかとか、何にご利益があるのとか知らないんだよね。
でもまあ四国まで来ているんだから、行ってみることにした。

ナビに従ってこんぴらさん近くまで行くと…

「はい!こっち!大分さん、こっち。はい、ここに停めてね」

と、突然駐車場のおじさんに言われ、そこに停める事になった。

強引というか、圧倒的というか。
ここに停めるのが当然のように誘導されたものだから、なすがまま従ってしまったけどさぁ。
ここって民間の駐車場だよね?
他の駐車場があるっぽいから、絶対ここに停めなくていいんでしょ?

そして車を降りると
「はい、大分さん。あそこでお土産1500円買ったら駐車場代無料ね。この杖が目印になるからね。はい、行ってらっしゃい」
と早口で言われ、ポカンとしたまま杖を持って歩き出す事に。



そもそも、大分さんって何だよ。
ナンバープレートの県名で呼ばれたのは初めてだぞ。
ま、いいけどね。

その後もそこには、広島さんや名古屋さんなどが次々と停めていましたわ。

こんぴらさんってのは、遥か上にある。
800段くらいある階段を登り続けないといけないんだよね。
最初のほうは周りに出店があって楽しいんだけど、段々と急な階段のみとなってきてキツイ。

この季節で良かったけど、これがもっと暑かったら絶対に登れないだろうな。

息子(4歳)がちゃんと登るかが心配だったけど、意外と頑張ってくれたので助かったよ。
ガチャガチャで釣ったってのもあるけどさ。
あまりオモチャは買いたくないけど、200円で800段を往復してくれるんだったら安いものだ。

 

ようやくついた本宮でお参りを済ませ、休憩してから降りていく。

石段を少しずつ降りていると…
すぐ前に行っていた、若い女性5名ほどのうちの1人が!

ズデンッ!

と前のめりで倒れたかと思えば、そのままダダダダダッと落ちていくではないか!

うわっ!
危ないっ!

10段ほど落ちたとこでどうにか止まったけど、一歩間違えば他の人を巻き込んでの大惨事になっていたよ。
恐ろしい。
落ちた女性は「大丈夫大丈夫」と言っていたけど、あれは絶対にあちこち痛いはずだ。
そしてかなり恥ずかしいはずだ。
普通なフリをしているのが逆に痛々しいよ。
こんなとこにハイヒールで来るのも悪いとは思うけどね。

でもまあ無事そうで良かった。
無事だったから言えるけど、若い女性がド派手に転ぶ姿なんて滅多に見れるものじゃないしね。

階段を全て降りきった後は、そこにあったうどん屋さんへ。
うどん県に来てうどんを食べにわけにはいかない。
食べなかったら県境で止められてしまうって噂を聞いたことがあるような気もする。

本当は製麺所とかのを食べたかったけど、時間がないので断念。
ツルッと美味しく食べましたよ。



その後はフェリーに乗るため、愛媛県に移動。
途中、息子と約束していたガチャガチャを1回だけやらせると、前から欲しかったやつが出たようで喜んでいた。

フェリーに乗って大分へ戻り、無事に帰宅しましたわ。
時間とお金と体力を使った旅だったけど、息子も満足していたようで良かったな。
アンパンマンミュージアムとかアンパンマンのホテルとか、色々と楽しかっただろうよ。

最後に息子へ
「どれが一番楽しかった?」
と聞いてみると…

「ガチャガチャ!」

との答え!

それかよっ!

どっと疲れが出ましたわ。

四国2日目

2012-05-19 | Weblog
昨日から高知に来ている。

今日は朝ご飯を食べてから、ホテルから徒歩20秒のアンパンマンミュージアムへ。

アンパンマンの遊具や展示物がいっぱいだ。
どこを見渡してもアンパンマンだらけ。

どっかに間違ってドラえもんでもいないものか?

と思うが、四階建ての隅々までアンパンマンで溢れていたよ。

ネット公開はダメだけど館内は撮影自由だし、
想像以上に高価な本人の直筆イラストが山ほどあったし、
途中でアンパンマンが登場してきたしで、息子(4歳)も楽しんでいましたわ。
とりあえず、高知まではるばる来たかいはあったかな。

その後は何も決めてなかったので、とりあえず近くの動物園へ。
ガイド本にも載っていないとこだったので、ちょっとバカにして行ったんだけどね。
なかなか広くて楽しかったよ。

最近は旭山動物園の影響か、色んな展示方法をする動物園が増えたように思う。

ここも、チンパンジーのとこは透明の筒に小さい穴がいくつも開いていて、そこに餌が入っていた。
チンパンジーが穴から棒を器用に入れて筒の外まで取り出すっていうかしこい姿を見れるのだ。
キリンのとこは、首の高さのとこに餌やり場があったりするしね。

 

暗い部屋のとこには、天井にビッチリとコウモリがいた。
洞窟に入ったら天井にコウモリがいたってのをテレビではよく見るけど、あんな感じ。
これが一気に飛び出すとこが見たかったけど、さすがにそれは出来ず。
残念。

その後は高知城へ向かった。

ここは高知市の中心部にあり、今日のホテルのすぐ近所だったので、時間があれば行こうと思っていたとこだ。

1時間程度だけど時間が出来たので、予定通り行くことにした。

ら…

「お城に行くなら、あのスタンプラリーの本が欲しいな」

と愚妻。

ああ、なるほど。
スタンプラリーの本ってのは、以前関西に住むイトコが持っていた城の本。
日本の名城100選が載っているだけでなく、スタンプ帳も付いてるんだよね。
イトコはそれを集めるのを趣味とし、日本中を一人旅しているようだ。

ま、確かにあれがあったら今後の旅も楽しくなるだろうな。
別に愚妻は城マニアじゃないけど、結構日本中を遊び歩いていやがるからね。
100個制覇は無理としても、生涯でそこそこ揃うと思う。
あれに振り回されて旅するのは困るが、気軽にどっか行った先で寄っていけばいい。
その後は息子に託し、母親がなし得なかった物を受け継いでもらえばいいしね。

でも問題は、あんなマニアックな本が普通に売っているのかって事。

目に付いた本屋さんに寄ってみる。
息子が車で寝ていたので、愚妻が1人で入って行ったんだけど…

ガッカリ顔で戻ってきた。

やっぱり無いか…

と思いつつも、また次に見つけた本屋にも寄ってしまう。
もうこれで最後、次でほんとに最後…と思っても、また寄ってしまう。

でもどこに行っても愚妻はガッカリ顔。
別にボクはスタンプラリーなんてどうでも良かったけど、こうなってくると意地でも欲しくなってきた。

四国に来てまで何で本屋巡りをしてんだろう。
例え八十八箇所回ったったとしても、何のご利益もないのにさ。

でも、数軒目でようやく愚妻が本を掲げて戻って来た時は嬉しかったなぁ。
どうでもいいと思っていた本を、既にボク自身も欲しくなってきちゃったもんね。
ボクは揃えられるわけがないから止めておいたけどさ。

 

その後ちゃんと高知城へ行き、しっかりと押しましたよ。
残り99箇所だな。
先は長い。



息子(4歳)が鳩に追いかけられたりしつつも、城を後にしましたよ。


しかしまあ、今日の居酒屋で食べたカツオのたたきは美味しかったなぁ。
分厚くて、でも臭みもクセもなく、柔くて食べやすいの。
今まで食べていた、カツオのたたきとは全くの別物。
こりゃ、有名になるはずだわ。



高知やるな。