MANIAGARA DIARY

シャインクラブ代表・WANKOの日記

クジ

2013-10-23 | Weblog
プロ野球のドラフト会議があったね。
テレビで中継を見てたよ。

我が阪神タイガースには今年は誰が一位で入るのか。
気になるあの選手はどこが指名するのか。
なんてのをワクワクしながら見守る。

今年もなかなか楽しかったですわ。

しかしまぁ。
色んな仕事があるけど、クジ引きで自分の職場が決まるのって、プロ野球くらいなもんだろうな。

クジによって春からは北海道人になるかもしれないし、博多っ子になるかもしれないのだ。
クジによって牛タンが主食になったり、タコ焼きが主食になったりするのだ。
クジによって給料も全然違ってくるんだろう。

大変だなぁ。

もちろんクジで当たっても指名権があるってだけで、拒否権はあるんだけどね。
けど、あんまり拒否もやりにくいだろう。
わがままなヤツっぽく思われちゃうもんね。
せめて闇でひっそりとクジ引きしてくれりゃいいけど、日本中にテレビ中継されてるもんな。
なかなか断りにくいよ。

とはいえ。
平等でいいシステムとは思う。
運だけなんだけどね。
でもまあそれはそれでいいのよ。

どうせ人生なんて運に左右されるんだしさ。
どこでどうなるかなんてみんな分かんないんだしさ。
だったらもういっそ、どんな事でもクジ引きで決める世の中になってくれたらいいんじゃないかなぁ。

高校卒業したら、みんなクジを引くのだ。
大学に行く事になったり、
銀行員になったり、
実家の跡を継ぐ事になったりするのだ。

クジで選ばれたのだから、どんな職業になっても文句は言えない。
それに従うしかないのだ。

運良く希望の職業に付ければいいけどね。
なかなかそうもいかないだろう。
たとえ貧弱なボクがプロレスラーに選ばれても、明日からはそうなるしかない。
まあ対戦相手もクジで選ばれた人ばかりだから、みんな貧弱ばっかりって可能性もあるんだけどね。

普通のサラリーマン家庭でも、実家の跡を継ぐという事になれば、そうなるしかない。
弁護士になるとかは勉強が大変だろうが、それも仕方ない。
運命なのだ。

まあ考えてみれば「人生ゲーム」もルーレットで職業決めてんだもんな。
あれと全く同じようなものだよ。

あ、じゃああれと一緒で、給料もクジで決めるようにすりゃいいのか。
更に平等な世の中になってくるね。
定年後は貧乏農場に行くか、億万長者になるかの一世一代のクジ引きをするのだ。
家族が見守る中、その運命のクジ引きをする。
なかなか白熱して楽しいよ。

色んな可能性のある世の中になってもらいたいものだね。