MANIAGARA DIARY

シャインクラブ代表・WANKOの日記

ばろっけ

2013-10-13 | Weblog
車を走らせていると、向こうから続々と人が歩いてくる。

ああ。
そういえば100キロウォークをやってるって言ってたっけ。
福岡から大分まで1日かけて歩くんだよね。

何かこの光景、毎年見てる気がする。
たまたまなんだけど、毎年この日に県北のほうで撮影がある事が多いんだよね。
今年は明日が県北で今日はその途中までだからちょっとズレたけど、それでも長い間ズラ~ッと歩いている人の列があった。

みんな凄いなぁ。
普段、より歩かないように、より近くに車を停めるようにしているボクには自ら100キロ歩くなんて信じられないよ。
たまに歩いたりしても、せいぜい5、6キロくらいだもんね。

しかもみんな余裕ある顔してるのが凄い。
ボクが万が一歩く事になったら、100キロ中ずっと不満言い続けていると思うよ。
暑いだ、キツいだと言い続けている自信がある。
さすがは自ら歩こうとしている人だけあって、中には笑顔の人もいるのがエライ。
すげぇなぁ。
登山する人も同じような気持ちなのかもなぁ。

そういう気持ちが分かりたくもあり、分からないままで生涯過ごしたいという気持ちもあり…。


夜、家に帰ると。
友達と阿蘇方面に行っていたという愚妻が、お土産を買ってきていた。

「馬(ば)ロッケ」というもの。

なんだこりゃ?
魚の肉を使った「魚(ぎょ)ロッケ」ならよく聞くけど、それの馬版か。
さすが熊本。
馬推しが凄い。
馬肉を使ったコロッケとは単純だけど簡単には思いつかないアイデアだ。
そりゃこんなのあったら観光客は買っちゃうよな。
買わずにいられないよな。

これを出店で売っていて黙ってそのまま通り過ぎる事が出来る人は、そうそういないだろう。
かなり意思が強いか、かなり偏屈の人だけだ。
普通の人は何の迷いもなくそのまま買ってしまうに違いない。

いいものを売っているものだね。
我が大分県も見習えばいいのに。

カボスロッケとか
いいちこロッケとか
トキハロッケとか
臼杵の石仏ロッケとかさ。

中にそれっぽいのを入れればいくらでも作れるよ。

さてさて。
そんな事はどうでもいいや。
さっそく食べてみよう。
馬刺は大好きなボクだ。
絶対にこれも美味しいと思うよ。

と、パクリ。

うん。
美味しい。

けど、全然分からん。
どの辺りが馬なのかサッパリ分からん。
まあ馬肉って馬刺でしか食べた事ないから、その状態以外の味をよく知らないってのもあるけどね。
それがミンチにされ、味付けされ、コロッケにされた馬肉は、もう馬肉なのか牛肉なのかよく分かんない。

残念だなぁ。
タテガミの一本でも入れてくれてりゃ馬っぽさが出てたのになぁ。

あ、ホントに美味しいんだよ。
これアツアツの時に食べたら最高だと思うよ。
出来立てを食べてみたいから、いつか阿蘇方面に行く時は寄ってみることにしよっと。