MANIAGARA DIARY

シャインクラブ代表・WANKOの日記

さくら

2012-04-07 | Weblog
数人でお花見へ。
既にちょっと散り始めちゃってるけど、でもまあ今が見頃なのかな。

場所は、近所の自然公園。
あちこちで桜が咲いているから、あちこちに見るポイントがある。
駐車場近くの広場は人が多いだろうから、少し上のほうまで行ってみた。

普通の人は行かないような、昔から近くに住んでいる者だから分かる穴場だ。
あそこなら空いているだろうよ。

と思ったけど…

意外と人がいるな。
というか、結構いるな!

こりゃ全然穴場じゃなかったよ。
自意識過剰だったようだ。

でもまあまだまだ余裕はあったので、シートを敷いてお花見開始。
食べたり、飲んだり、眺めたり、息子(3歳)がこぼしたジュースを拭いたり。
ダラダラと過ごす。

それにしても、次々に人が来るな。

普段は誰もいない場所だってのに、桜の威力は絶大だよ。
桜がなけりゃこんなとこで昼ごはんを食べている人なんていやしない。
そんな集団がいたら、「この人達はここで何をしているのだろう?」と思われてしまうだろう。

遊具とかある場所であれば親子連れがご飯食べてても違和感ないけど、そんなのもないしね。

しかしそれが、そこに桜があるだけで風流な日本的景色になるから不思議だ。

桜やるな。
どうにか品種改良して、1年中咲いているようにすれば、この自然公園も大人気になるのに。
それに便乗して周りにお店が増えるだろうから、近所に住むボクも嬉しいのに。

いや。
1週間程度しか咲かないから桜人気が高いのか。
花火と一緒で、パッと咲いて散るからいいのだろう。
年中咲いていたら飽きられて、そこら辺に咲いている雑草と同じような扱いを受けてしまうに決まっている。

このまま1週間限定の花でいていいや。

そんな桜だけど、息子は全く関係ない様子。
上を見上げることは一度もなく、落ち葉を踏むことに専念していた。
綺麗に咲いている花よりも、名前も分からない木の枯れた葉のほうがいいようだ。
ご飯を食べている時も、上から落ちてきた桜の花びらを心底迷惑そうに投げ捨てていたしね。

ま、3歳児に「満開の桜は美しくもあり、はかなくもあるなぁ」なんて感想を言われても腹立つだけだけどさ。
彼にこの良さが分かるようになるのは、後30年後くらいだろうな。

いい花見でございました。