MANIAGARA DIARY

シャインクラブ代表・WANKOの日記

バット

2011-02-18 | Weblog
こないだ、お向かいのH氏夫人からチョコ入りのバットを貰っていた息子(2歳)。

50センチくらいのプラスチック製だから、息子が持つにはちょうどいいサイズだ。

最近それでよく遊ぶんだよね。
バットの持ち方を教えたら気に入ったようで、ボクにボールを投げるように指示してくるのよ。
言われるがまま投げ、それをポコポコ打っていく息子。

風船や柔らかいボールを下からそっと投げるだけだから、ある程度は打てている。
楽しそうなので良かった。

けどなぁ。
あまり野球を好きになられても困るな。
だって、ボクの息子に野球センスがあるとは思えないもん。
小学校の頃に3年間ソフトボールをやっていたけど、一度もレギュラーになれなかった男だぞ。
常に2軍にいて、ピッチャーのタツヤらが試合をするのを「早く終わらないかなぁ」と眺めていただけだ。
たまにある食事会の時に、コントっぽいのを披露する事だけに力を注いでいた。

息子にも同じような人生を歩んで欲しくない。

突然変異で野球センスがあってくれたらいいけどなぁ。
それを期待して少しずつ野球を教えていくべきか…。
迷うとこだ。

ま、いいや。
でね。
そのバットを良く見るとさぁ。

『バットとして使用しないで下さい』

なんて注意書きがかかれてあるんだよね。

おいおい。
こんな形しておいてバットとして使うなとは無理な相談だよ。
たぶん、万が一事故があって何か言われた時の保険の為に書いてあるんだろうけどね。
バットとしての強度はないから割れたり折れたりして危険な事が起こる可能性も無いとはいえないしね。

もしかしたら高校球児が自分のバットと間違ってこれを持っていってしまい、試合に出られないなんて可能性もある。

クレーマーってのは何を言い出すか分からないから、用心しておくのはしょうがない。
でもなぁ。
いくらなんでもこれをバットして使用するなってのは、逃げ過ぎの表現でしょ。

オモチャのバットなんだから、これで固いボールとかを打ったら危険ってのは誰が見ても分かるよ。

そういえばこないだも。
袋ラーメン(トンコツ味)を作っていた時。

トンコツスープの粉と別に、トンコツ油も付いていた。
トンコツ油って名前じゃなかったかな。
でも、普通の油にトンコツエキスを足していると思われる特殊な油。

その油の袋にさぁ。

「袋を開けた時にトンコツ臭がしますが、ご注意下さい」

なんて書いてやがるんだよね!

いやいや。
どこまでビビってんだよ!
そんな事書かなくてもいいって!

トンコツラーメンを食べようと思って作っている時に、この袋を開けて
「トンコツ臭ぇんだよ!」
なんてメーカーに文句を言う人がいるんだろうか!

いや。
まあ、実際いたりするんだろうなぁ。
クレーマーと言うからには、そんな理不尽な事で文句を言ってこそ真のクレーマーなんだろう。

そこまで書かなくてもいいのに。
とは思うけど、この言葉の裏には企業とクレーマーの戦いの跡が隠されているだろうよ。
そう考えると、こういう注意書きも悲しく思えてくる。

もっと耐える人が増えて、こんな注意書きが減るような社会になっていただきたいものだね。