MANIAGARA DIARY

シャインクラブ代表・WANKOの日記

ネジ

2010-04-18 | Weblog
この秋に、大分県内の劇団が集まっての合同公演が行われる。
なかなか大規模なイベントになりそうだ。

その初顔合わせに行ってきた。
と言っても、映像制作しかしていないシャインクラブは出演するわけじゃないけどね。
撮影がメインだけどね。
でもまあ一応大分県内で表現活動をしている身としては、こういう催しは応援したい。
劇団関連の撮影は、撮影の仕事の顔で行くかシャインクラブとしての顔で行くか毎回迷うんだけどね。
今日も、仕事半分、協力スタッフ半分くらいの立場で参加しましたよ。

ズラリと並ぶキャスト&スタッフ一同。
面識ある人と無い人が半々くらいだったかな。
と言っても大分県内の劇団関係者なので、会った事なくても顔や名前は知っている人もいる。
『ゴー!ゴー!シリーズ』を見てくれていた人も何人かいたりした。
ありがたい。

そんなメンバーが、真面目に今後の方向性や作品に関しての話し合いをしていく。
ボクはそれを聞きつつ、そんな様子を撮影。

しかし…

真面目な顔して撮って聞いているフリはしているんだけどさぁ。
心の中はパニックなんだよね!

三脚のネジがないのよ!

三脚に付いているちっちゃいレバーがあるんだけど、それを止めるネジがさ!

それが無いものだから、当然そのレバーがポロポロ落ちる。
ジッとしているなら問題ないけど、動き回って取るから移動のたびに押さえてなくてはならない。

気になっちゃって気になっちゃって。

撮影中もネジが気がかりで、あっちこっち見渡してしまう。
この部屋の中で落としたのかどうかも分からないけど、それでも必至で探す。
あっちの隅やこっちのイスの下など、撮っているフリをしつつも目だけは激しく動き回っている。

いや、ちゃんと撮っていますよ。
聞いてますよ。
移動の時に不便ってだけですからね。

けど…

ネジが…

ボクの大事なネジが…
愛しのネジが…

「さあみなさん!話し合いを一旦やめて、みんなでネジ探ししましょう!」

とでも提案出来ればいいんだけど、この場でそんな事を言ったらつまみ出されてしまうのは間違いない。
初対面の人がいる中で、そんな事を言える度胸もないし。
みんな良さそうな人ばかりだから、そう言ったら本当に探してくれる気もするけどね。
でも今後の事を考えたら、いきなりそんな常識はずれな行動をすべきではないだろう。
言ってしまったが最後、もう誰もボクには近寄ってくれなくなるだろうから。

休憩の時にくまなく探したけど、やはりこの部屋の中には無さそうだ。
結局最後まで移動のたびにレバーを押さえたままでしたわ。

全てが終わった後、1人で車の中を探しまわったけど見つからず。
撮影機材やシャインクラブの小道具とかが詰め込まれているのを片付けながら探したけどさ。
出てきたのは、息子が食べたお菓子の食ベカスとペンギンのシールだけでしたわ。

どこに行っちゃたんだろうか。
もしかしたら、先週の撮影に行った先で既に落としていたのかもしれないなぁ。
困ったものだ。

あ、それでその打ち合わせ。
いい脚本が出来上がっていたので、面白い公演になりそうですよ。
まだ先だけど、みなさん行きましょうね。