MANIAGARA DIARY

シャインクラブ代表・WANKOの日記

オークション

2007-02-07 | Weblog
あ~どうしよう。

K氏から連絡があり

「テレビで《ドラえもんの最終話》の本が、ネットで高値で取引きされている」

という。

ほほぉ。
いくらくらいなんだ?

興味本位でさっそく調べてみると…

何と!
45000円近くの値で取引きされているではないですか!

んで、その《ドラえもんの最終話》
ボク持ってんだよね。

半年ほど前、東京に住むY氏がボクに送ってくれたものだ。

もちろん本物の最終話じゃなく、素人が書いた同人誌なんだけど、その出来映えが素晴らしいのよ。
ドラえもんファンのボクでも納得の仕上がりなのよね。

Y氏が送ってくれた当時は、高値で取引きされていなかった。

それが今や45000円!

Y氏がどういったルートで手に入れたのかは知らないが、彼がわざわざボクの為に送ってくれたものだ。
ボクのドラえもん好きっぷりを知っている彼が、ボクに読ませようと送ってくれたものだ。
損得関係なしに、善意のみで送ってくれたものだ。

それが今や45000円!

あなたならどうします?

友情と45000円、どっちとります?

そりゃもちろん45000円ですよねぇ。

誰でもそうするだろう。
「友情よりも大切な45000円」ということわざもあったような気もする。
いっしっし。
これで大儲けだわ。

ただで貰った物が45000円とは、こんな美味しい話はない。

問題は、いかにY氏にバレないように売るかだ。

彼がここを見ている可能性もある。
そうなった場合、どうするか。
「売ってないかどうか、見せてくれ」
と、彼が遊びにきた時に言われるかもしれない。

カラーコピーした複製を作り、それで誤摩化そうか…

いろんな手法を必死で考え、再び値段を見てみると…

あろうことか!
テレビの影響からか、売りが増え、相場が20000円程度にまで落ちちゃっているではないか!

あ~あ。
こりゃ売らないほうがいいな。
ほっといたらもっと下がってしまうわ。

ふぅ。
ここで我に返りましたよ。
危ないとこだったなぁ。
欲の皮が突っ張って、あやうくY氏との関係を終わらせてしまうとこだったわ。

Y氏よ。
たとえ一時でも、45000円であなたを裏切ろうとしたボクを許してくれ!
こんなボクをののしってくれ!
すまなかった…。

でも…

また値が上がったら、その時はどうするか分からないけどね。