ばあちゃんは今年も里芋の茎を切って来て、皮をむいていました。
この辺では「芋がら」と言いますが、一般的には「芋茎(ずいき)」と言われています。
太さによって4本から12本の茎にひもを通して縛った物を、12束位作ってあったので、長屋の2階の軒下につるしました。
ここは干し柿を作った場所で、干し物をするにはとてもいい場所です。
写真はタケノコ芋の茎で、これ以外ではやつがしらや赤芽芋が干せるそうです。
普通の里芋は茎の皮がむけないので、芋がらには出来ないとばあちゃんが言っていました。
ばあちゃんは作る作業が好きなようで、毎年作っているらしいのですが、食べるところまではあまりやらないようです。
去年作った物は、食べずにかびさせてしまったらしく、捨ててありました。
今年は私がつるしに行ったので、しっかり干して調理もしてみようと思います。
干したものは、うまみがあるので、とてもおいしかったです。
私も真似して、戻して、煮占めてから、酢飯と混ぜて、お稲荷さんにしてみました。おいしくできましたっけ。
また食べたくなりました。サトイモにもいろ色あるんですね。どれもおいしくて好きです。
富士山しかり、家族しかり・・・というのは、私の個人的な感じですが。
芋がらは栄養価値が高いという話を、聞いたことがあります。見た目じゃわからないものですね。