第1作はスカッとして明快な活劇だったのに、今回はダークファンタジーにコメディがバランス悪く絡まったような印象である。映像の色調設定と海洋生物をモチーフにした幽霊軍団のキャラクターが支配するトーンによる。
最近の大作は「ハリー・ポッター」シリーズもそうだが、ひたすらダークだ。
個性的な主要人物も前作に比べて生彩を欠き、魅力がなくなってしまったように感じる。これは単に2作目で新鮮味がなくなったせいなのだろうか。
一作目はかなり独立性が高くそれ自体で完結した作品になっていたので、2作目がそれをどう引きずるのか見当がつかなかったが、見た限りでは復習しておいた方が良い。前作を見ていない人の目にはどう映るのだろう。
予告には熱心な製作・配給会社も劇場も、本編に先立って前作の総集編やあらすじを流そうという配慮がまったくないのは観客サービス上問題ではないかと思う。
ただ中盤以降のアクションは目を見張るばかりで、次々に繰り出される展開は見事というしかないし、軍団のメーキャップやモンスターの迫力は映画ならではの楽しさだ。
やや遅れて公開された「スーパーマン」の新作も本作も150分を超える上映時間。「ポセイドン」の98分は短かすぎるにしても、もう少し刈り込むとグッと良くなる作品もある。
最近の大作は「ハリー・ポッター」シリーズもそうだが、ひたすらダークだ。
個性的な主要人物も前作に比べて生彩を欠き、魅力がなくなってしまったように感じる。これは単に2作目で新鮮味がなくなったせいなのだろうか。
一作目はかなり独立性が高くそれ自体で完結した作品になっていたので、2作目がそれをどう引きずるのか見当がつかなかったが、見た限りでは復習しておいた方が良い。前作を見ていない人の目にはどう映るのだろう。
予告には熱心な製作・配給会社も劇場も、本編に先立って前作の総集編やあらすじを流そうという配慮がまったくないのは観客サービス上問題ではないかと思う。
ただ中盤以降のアクションは目を見張るばかりで、次々に繰り出される展開は見事というしかないし、軍団のメーキャップやモンスターの迫力は映画ならではの楽しさだ。
やや遅れて公開された「スーパーマン」の新作も本作も150分を超える上映時間。「ポセイドン」の98分は短かすぎるにしても、もう少し刈り込むとグッと良くなる作品もある。
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