SEA side

静けさの中で波の音だけが永遠に響きつづける。
美しいものとの出会いの記憶・・・・。

南の島の不思議な動物園

2012年03月29日 | 旅行
 海岸をさまよっていたら「自由の女神」が埋まっていてびっくり仰天、というのは映画「猿の惑星」衝撃のラストです。

 でも、この風景もなかなかです。ライオンがいて、ゴリラがいて・・・。

 上のアップの写真、左がライオンの横顔です。眼は本当に空いていて、向こうの空が見えます。口元などなかなかリアルです。もっと胴体の方まで見えるスポットがあり、全体を見ると「となりのトトロ」の猫バスに見えるということです。

 お隣は横を向いたゴリラの頭部を斜め後方から見たところ。

 さらにこの動物園は続き、下の全体写真ではゴリラの右に、サイ、亀、ワニが・・・。想像力をたくましくしてご覧下さい。

 南の島の素敵なガイドさんが発見して、密かに教えてくれたスポットです。

 南の島とは、奄美大島の南にある加計呂間島です。

超アイス! ~ 涼しすぎ

2007年08月09日 | 旅行
札幌駅前通りの、とある店のショーウィンドー。
スイーツ、アイス好きには こたえられない光景だ。

しかし、ちょっとお茶しよ、とはいかないお値段だ。

ドリームジャンボ宝くじでも当たらないと食べられない
10,500円も驚きだが、上には上がある。

タワー60,000円は要予約だ。
材料も集めてこないと常備はしていないということか?


胃袋がクリームで満タンになった状況を想像すると 
 オエッ!となりそうだ。

誰が頼むんだろう?結婚式とか?

これだけ大きいと、
食べているうちに大半は溶けてしまうだろうなぁ。

グァムのお菓子 ~ 定番mentos

2007年03月16日 | 旅行

 日本では駅の売店の定番菓子、メントスをグァムで見かけたので買ってみた。

 缶入りで7.99$。TRAVELERS ONLY(旅行者専用)と外側に印刷されている。別に空港の免税店ではない、市内の店である。日本で見かける縦一列紙巻ラッピングの商品はその店にはなかった。

 缶の中身は8つのフレーバーが一粒づつラップされている。フレーバーのラインアップは日本と違いオーソドックスだ。ミント、シナモン、オレンジ、レモン、ストロベリー、グレープにプラス2種類のミステリー・フレーバーが入っている。それぞれのラッピングにフレーバー名は書いてあるが、ミステリーは「ミステリー」としか書いてないので食べてみないと分からない仕掛けだ。
 で、食べたらグレープフルーツとメロンだった。

 日本では14粒入りが105円、こちらは数えると52粒入りだった。1$=120円だと約2.5倍の価格になる。高い!

 傑作なのは缶のふたに書いてる「メントスの面白い食べ方」で、ふた開閉方法を応用し、閉める時に上部の凹部がポコッと持ち上がるその力でメントスを飛ばし口で受けようというのだ。

 書く方も書く方だけど、やる人がいるのだろうか?アメリカン・ジョーク?

グァムの花

2007年03月15日 | 旅行
 トロピカル・フラワーの定番と言えばハイビスカスとブーゲンビリア。色とりどりで日本では見かけないような色のものもある。

 ほかにプルメリアとランタナぐらいは知っている。
 プルメリアはゴルフ場にも植わっていて、白い花が落下していると遠目にボールと間違うこともある。

 ランタナは昔、沖縄で始めて見て、珍しい美しい花だったので名前を覚えたが、現在は東京でも極めてポピュラーだ。かなり生命力が強くどこでも繁殖するので外国では雑草扱いで嫌われることもあると言う。まさに所変われば・・・だ。色も豊富で、しかも日を追うごとにそれが変化していくから日本では「七変化」と言う別名を持っている。

 どの花もグァムでは一年中咲いているが、では珍しい花かというと、日本でも夏になれば咲いているわけで、希少価値はない。これも温暖化のせいなのだろうか?


グァムの水族館 ~ アンダーウォーター・ワールド

2007年03月14日 | 旅行

 今回はスキューバ・ダイビングなし、ビーチなし。マリン関連の体験はオカマ・ショー付のサンセット・ディナークルーズと水族館だけだった。

 クルーズは雲が多かったので沈む夕日も直接は見えず、夕焼けもなかった。しかも風がやたらと強かった。
 が、ディナーは思った以上に味が良かった。隅田川の屋形船よりはこちらに軍配をあげる。
 問題のショーも観客参加型で面白く、たまたま同乗されていたかつての女性アイドル歌手さんもステージに引っ張りあげられ(というより尻ごみせず、進んで上がられたようだが)盛り上がっていた。

 水族館はグァムの繁華街タモンビーチにある。ホテルやショッピングモールと繋がっておりアクセスが良い。
 最近は日本も大型水族館が多いのでそれらを見慣れた方にはやや小ぶりで物足りないかもしれない。しかも大人20$と結構高い。割引クーポンか何かで18$で入っている方もいたようだ。ただし、日曜日の正午近くだったがとにかく空いていた。これでは多少高くないと成り立っていかないだろう。

 内容は悪くない。売りは100mに及ぶガラスのトンネルだ。ベンチが設置してありゆっくり座ってしばし暑さと喧騒を忘れることができる。サメや海亀、エイなどの大型魚も間近に見ることができる。窮屈なウェットスーツを着、重いボンベを背負わなくても良いのだ。夜9時以降はラウンジとしてアルコールが供される趣向のようだ。

 小型水槽の方も数は少ないが美しくセットされている。

南の島の「高原の休日」

2007年03月13日 | 旅行
 先週末、初めてグァム島に行った。

 「昨日までずっと雨続きだったんですよ」とある店の日本人店員さんが教えてくれた。今は乾季だと聞いてきたのに・・・・。ただ滞在中は、よく聞くスコールさえなかった。運は良いようだ。

 グァムと言えば海だが、滞在は山中のゴルフ場に隣接した大きなリゾート施設だった。どこからも海は見えない。ほかにプールやグラウンド、テニスコートにビーチバレーと体育会系施設は充実しており、合宿にはぴったりの場所だ。北島康介ら日本競泳チームもここで練習したそうだ。

 日本に一番近いアメリカ、でも、いかにもアメリカ人という感じの人はほとんど見かけない。外観はほとんど日本人だけど韓国語や中国語を話しているという人もいない。
 どこに行っても日本人だらけ、現地の方も程度差はあるがほとんど日本語が分かる。店の看板も日本語なら、店員も日本人だったりする。

 街を歩いているとむしろ東京より日本人率が高いかも!

 消費税がないのでショッピング天国だ。
 ショッピングバスなるものがあり、名だたるブランドあさりを一週間10ドルの乗り放題チケットで満喫できる。
 そんなに買っても狭い家で埃をかぶるだけの話なのだけど。

札幌グルメ事情 ~ すし編

2006年09月05日 | 旅行

 市内西部の高級住宅地に、高級住宅のように建っていて違和感がない。ということは、逆にちょっと分かりにくく見つけにくい。

 しかしグルメ派にはこたえられない、グルメ道ここに極まる、というようなお店。ご主人はいわゆる「職人」である。ドイツでいえばマイスター。「料理は文化である」という強い主張が店の隅々まで、あるいは料理の一品一品にまで行き渡っている。

 たとえば、この店にはおそらく醤油というものが無いのではないかと思われる。

「寿司は醤油で食べるものではない」というのがその理由。うっかり「醤油を下さい」とでも言おうものなら追い出されかねない。といってそんな偏屈なオヤジには見えない、むしろ生粋の文化人のような風貌のご亭主。弁舌爽やかに寿司の文化性についての講釈も聞かせてもらえる。

 何より素材へのこだわりが凄い。この時期、何処の何がおいしいのか、それがそのまま寿司ネタとして、これもこだわりの白米の上に乗っているのである。
 素材のもっとも素材らしい味をそのまま味わえるのに、あえて醤油味にしてしまうのは愚の骨頂。その昔、貧弱な流通機構が食材の鮮度を落とすことから考えられた醤油つけを、流通の発達した、鮮度上何の問題も無い現代でもそのまま習慣化しているほうがおかしいというわけだ。

 したがってここは塩味。ただ粒塩をパラパラと振っているのではない。それは食べてのお楽しみ。

 新鮮な素材は味覚のみでなく、それが目に訴える視覚も美しいし、皿や器のそれぞれに違う色や形も個別性があって楽しい。清掃の行き届いた店内、花や額のあしらえなど、「文化」を味覚、視覚、聴覚(ご亭主の語り)と総合的に満喫できる満足度の高いお店だ。したがってカウンター席がお勧め。

 ただ醤油寿司になれた私などにはやや薄味に感じられるのだが、それこそが素材の味というべきで、一度味わうと「また、いつか」とやみつきになるのかもしれない。 

札幌グルメ事情 ~ ラーメン編

2006年09月04日 | 旅行

 スープカレーとかホワイトカレーとか札幌発のレシピが注目を集めているが、「我流る!」という名のこの店には「スープカレーラーメン」なるメニューが登場した。

 しかも、うまい。値段はやや高く800円と観光旅行者価格。

 辛味のグレードは小・中・大の3段階に区分されている。辛さとは別にサイズの大(大盛り)もある。

 辛党なので中にしようかと思ったら、亭主いわく「小でもかなり辛い」と。素直に小を頼んだが本当に辛い。市販のルーだと辛口どころではない。小でも激辛なのだ。大はどういう人が食べるのか?

 夏の終わり、日が落ちるとヒンヤリする札幌だが店を出たら頭髪の中は汗が噴いていた。

 このメニュー、「我流」というだけにまだレアものだが、ひそかにメジャー化の予感あり。店はすすき野の北の方にある。

動くに動けない ~ 自業自得?

2006年08月28日 | 旅行

 サンゴ礁の海底の風景。左下のサンゴに埋もれた優美な曲線はシャコ貝。

 ある時そこに入り込んでそのまま大きくなってしまった。出るに出られない。引越し拒否、というより引越し不可能。

 こうなったら半ば植物のようなものだ。食虫植物のように来たものしか食べられない。だけど匂いでおびき寄せるわけではない。まったくの受動態。

 異性との出会いは?子孫の繁殖は?色々な疑問が湧く。

魅惑の唇 ~ 海の誘惑

2006年08月24日 | 旅行
 魅惑的な唇。ただし特大サイズだ。小さいものでも20cm程度、大きなものは1mにもある。この個体も40cmはあった。

 色彩は妖しいまでの美しさ。パープル系やグリーン系をベースに複雑なパターンを描き出す。それが生きていて、触ると動くのだからゾクゾクする。

 海の底で何を食べ、どう動き、いかなるコミュニケーションを他の個体と持つのだろうか? その名はシャコ貝。