出演者は豪華、エピソードはてんこ盛りで面白い。のだが・・・、それ以上ではない。
大晦日のカウントダウンという、ただでも忙しいホテルであれだけいろんな出来事が起こるのに、助っ人が必要なほどは切羽詰って見えないのだ。
また登場人物は多いが、ホテルのその他多数の存在が感じられない。つまり舞台劇的で映画のリアリティが欠けているのではないかと思われた。
1シーン1カットと聞いていたので、冒頭のホテルロビーで人物紹介がそれらしく始まったところで期待していたら、まもなくカットが切り替わって、全体にもそれらしい長回しは感じられなかった。
だけど劇場はとても混んでいる。正月のテレビドラマを何本も書いた脚本家三谷幸喜の人気振りがうかがわれる。できれば暮れに正月映画として公開されていれば映画の時期設定そのままに、より楽しめたかもしれないし、正月のとそ気分で見るにもハッピーな作品なのだが。
魅力的な登場人物が多いので、それぞれがサイドストーリーとして描かれるとまた面白いかもしれない。個人的にはオダギリジョーの筆耕屋の生活を三谷喜劇で見てみたい。
大晦日のカウントダウンという、ただでも忙しいホテルであれだけいろんな出来事が起こるのに、助っ人が必要なほどは切羽詰って見えないのだ。
また登場人物は多いが、ホテルのその他多数の存在が感じられない。つまり舞台劇的で映画のリアリティが欠けているのではないかと思われた。
1シーン1カットと聞いていたので、冒頭のホテルロビーで人物紹介がそれらしく始まったところで期待していたら、まもなくカットが切り替わって、全体にもそれらしい長回しは感じられなかった。
だけど劇場はとても混んでいる。正月のテレビドラマを何本も書いた脚本家三谷幸喜の人気振りがうかがわれる。できれば暮れに正月映画として公開されていれば映画の時期設定そのままに、より楽しめたかもしれないし、正月のとそ気分で見るにもハッピーな作品なのだが。
魅力的な登場人物が多いので、それぞれがサイドストーリーとして描かれるとまた面白いかもしれない。個人的にはオダギリジョーの筆耕屋の生活を三谷喜劇で見てみたい。