SEA side

静けさの中で波の音だけが永遠に響きつづける。
美しいものとの出会いの記憶・・・・。

南の島の不思議な動物園

2012年03月29日 | 旅行
 海岸をさまよっていたら「自由の女神」が埋まっていてびっくり仰天、というのは映画「猿の惑星」衝撃のラストです。

 でも、この風景もなかなかです。ライオンがいて、ゴリラがいて・・・。

 上のアップの写真、左がライオンの横顔です。眼は本当に空いていて、向こうの空が見えます。口元などなかなかリアルです。もっと胴体の方まで見えるスポットがあり、全体を見ると「となりのトトロ」の猫バスに見えるということです。

 お隣は横を向いたゴリラの頭部を斜め後方から見たところ。

 さらにこの動物園は続き、下の全体写真ではゴリラの右に、サイ、亀、ワニが・・・。想像力をたくましくしてご覧下さい。

 南の島の素敵なガイドさんが発見して、密かに教えてくれたスポットです。

 南の島とは、奄美大島の南にある加計呂間島です。

映画 「ヒューゴの不思議な発明」

2012年03月15日 | 映画(ハ行)
 2D派だが、時間の関係で3Dで鑑賞した。が、これが正解。直接ストーリーと関係ない情景描写も、駅の雑踏もずっと見ていたくなる。

 マーティン・スコセッシ監督にしては珍しく暴力とも狂気とも無縁の世界だ。代わりに映画への愛が満ちている。映画創世記の幻の監督ジャック・メリエスについての秘話の趣である。

 リュミエール兄弟が撮った最初の映画を作中で見ることができる。単に汽車が目の前を通っていくだけの短いフィルムに、当時の人たちは轢かれやしないかと肝を冷し、狂喜した。その技術革新の新しいステージを現代の観客は3Dで経験していることになる。映画のテーマと表現がぴったりと寄り添った稀有の映画だ。

 どんな人にも存在する意味があるという主題に、元気をもらえた。心から見てよかったと思える、今のところ今年一番の作品になった。

愛宕の麓に旧友を訪ねる

2012年03月07日 | 日常生活・事件

 福岡市の西に愛宕神社はあります。正確には鷲尾愛宕神社と言うそうです。ドーム球場や、福岡タワーよりさらに西、室見川を渡ったところにある、標高60mの愛宕山(というよりは丘?)山頂にあります。

 昔はケーブルカーがあったというこの山頂まで、高校時代は冬のマラソンで、苦しい思いをして駆け上りました。

 この麓に中学、高校を共にした旧友が社長をやっている会社があります。その社長室を先週、訪問しました。

 零細企業と本人は謙遜していましたが、クラシックな印象の、よく掃除の行き届いた部屋でした。卒業後ずっと付き合いがあったわけではないので、昔があって、今があるその間の歩みを部屋の中に置かれたものがそれぞれに語ってくれるようでした。

 夕刻の訪問で、その後、他の友人も交えて飲み会になったのは言うまでもありません。訪問記をブログに書くという約束はこれで果たせました。