SEA side

静けさの中で波の音だけが永遠に響きつづける。
美しいものとの出会いの記憶・・・・。

映画 「シン・ゴジラ」

2016年08月17日 | 映画(サ行)
 休み中に話題の「シン・ゴジラ」を見ました。怪獣映画というよりは災害映画のよう で、日本の防災体制をゴジラ出現でシミュレーションしているような印象でした。一種の痛烈な行政批判でもありますが、やがてそれが覚醒して日本を守る、という国防映画です。
 政治家や自衛隊を主体に会議シーンが多く、手順を踏まないと何もできない中で、ゴ ジラの都市破壊は刻々と進んでいきます。恋愛関係の男女も、引き裂かれる家族も登場しません。余計なものがないことを良しとするかどうかが評価の分かれ目のようです。
 これまでのゴジラとは違うので、お子様連れでは行かない方が良いでしょう。
 

東京エンブレムで五輪を描く。

2016年08月08日 | 音楽・演劇・美術・文学
リオ・オリンピック開催中なので、しばらくは話題から遠ざかる東京オリンピックです。

エンブレムはシックなブルーで小さなパーツが知的に組み上げられており、見るたびに少しずつ好感度がアップしていきます。

このエンブレムに五彩を施し、オリンピックの五輪マークを描いてみました。

要素となる円が太いので、オリジナルのマークでは2色しか重ならない部分で「3色重ね」が出現します。

この部分の上下関係をどう描くかがポイントですが、エンブレム・パーツを一つずつ分けて処理しすれば解決します。

映画「ブルックリン」を見る。

2016年08月05日 | 映画(ハ行)
 週末、シネコンに映画を見に行きました。朝9時から1回のみ上映の作品で、もうじき終わるものは朝1回とか、夜1回とかの上映形態になります。終映が近いし、朝早いしで空いているとは思うものの、この席で見たいというこだわりがあるので、3日前から可能な座席指定で席を確保しておきました。
 これで、当日は間際に到着しさえすれば良い環境で鑑賞可能なはずでした。ところが駅に着くと、隣の駅で人身事故があり、不通なのです。さて、どうする。ハリウッド映画のハラハラ、ドキドキ実体験です。
 金に糸目はつけない、と思ってもタクシーは見事につかまりません。満員で乗せてくれないバスを1台見送った後、しばらくしてようやく到着した次のバスになんとか潜り込み、身動きもできないまま目的地に到着しました。
 結果、上映開始から30分後に、事情を話して入れてもらうことができました。すでに鑑賞中の観客の妨げにならない席を探してくれて着席しましたが、周りを見ると売れているはずの席も空いたままでした。事故の影響で来られなかった方々の席でしょう、多分。
 冒頭部分を見逃してしまった映画のタイトルは、今年度アカデミー賞ノミネート作品の「ブルックリン」でした。