いわゆるヤクザの内部抗争がスタイリッシュな銃撃戦で描かれる。
都合4回の銃撃戦があるがうち3回は室内戦。至近距離であれだけ撃ち合えば皆死んでしまうだろう。事実最後の銃撃戦はそうなるのだが・・・。(他の2回はなぜ無事なの??)
007の新作を見た後ではこの緩やかなテンポが心地良い。緩急のリズムとユーモアの気配もある。登場人物も多いがけして分かりにくくない。(話が単純だからか?)でも、てっきり死んだと思っていた人が車の中でガバッと起きるところは笑いそうになってしまった。シリアスな場面なんですけど。
組織の掟と義理人情の間で5人の男たちの絆が確認される。
死んだ夫を残して、妻が子供と家を出て行くのは分かるが、遺体に火をかけて、どう見ても一戸建てではないのだから、これは放火ではないのか?他の住民はどうなるのかと余計な心配をしてしまった。
スタイリッシュな絵作りのためとはいえ、どうなのかなぁ?