町田を思わせる「まほろ」駅前の便利屋が舞台となる。
瑛太の便利屋と中学時代の同級生だった松田龍平の偶然の出会いから、奇妙な同居が始まる1年間が暦のように描かれる。
2,3カ月おきに示される「○月」のタイトルで章立てされ短編小説のような味わいになっているが、各パートの登場人物が全体として響きあい、一つの流れをつくっている。
脇の配役がなかなかに豪華だし、ボケと突っ込みというわけではない主演二人の、絶妙というわけでもないコンビぶりが味わい深い。
便利屋への依頼をこなしていく中で、それぞれが心に抱えた痛みがジワッと伝わってきて、観客も彼らへの愛着が深まり、愛おしくなってくる。
監督+脚本の大森立嗣の大ファンとなり・・・
シナリオを読みました。
原作からシナリオを見事に料理してるのに感心しました
「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」も良かったなぁ
舞台となった町田を一人で探索して「便利軒」と思われるビルも発見!!!
感動の旅でした。
今、再び「多田便利軒」を読んでいます。
文庫本になったのでバッグに入れて持ち歩いてます。