SEA side

静けさの中で波の音だけが永遠に響きつづける。
美しいものとの出会いの記憶・・・・。

2016年の映画ベスト10(プライベート版、邦画&洋画)

2017年01月12日 | 映画
邦画
1.湯を沸かすほどの熱い愛
2.君の名は。
3.この世界の片隅に
4.怒り
5.海賊と呼ばれた男
6.64 前後編
7.世界から猫が消えたなら
8.シン・ゴジラ
9.家族はつらいよ
10.はなちゃんのみそ汁

洋画
1.レヴェナント
2.サウルの息子
3.ハドソン川の奇跡
4.ザ・ウォーク
5。シング・ストリート
6.消えた声が、その名を呼ぶ
7.五日物語
8.帰ってきたヒトラー
9.アイヒマン・ショー
10.ロング・トレイル

アカデミー賞 直前予想

2015年02月22日 | 映画
作品賞: グランド・ブダペスト・ホテル
監督賞: リチャード・リンクレイター
主演女優賞: ジュリアン・ムーア
主演男優賞: エディ・レッドメイン
助演女優賞: パトリシア・アークエット
助演男優賞: J・K・シモンズ
外国語映画賞: イーダ
長編アニメ映画賞: かぐや姫の物語

2014年 洋画ベスト10 & 邦画ベスト5

2015年01月14日 | 映画
(洋画)
1 フューリー
2 悪童日記
3 サード・パーソン
4 複製された男
5 それでも夜は明ける
6 トム・アト・ザ・ファーム
7 ジャージーボーイズ
8 インターステラ―
9 イーダ
10 毛皮のヴィーナス

(次点)ボーグマン
    あなたを抱きしめるまで


(邦画)
1 小さいおうち
2 0.5ミリ
3 小野寺の弟・小野寺の姉
4 蜩ノ記
5 百円の恋

2013年の映画ベスト10

2014年01月08日 | 映画
 見逃した作品も多いのですが、とりあえず鑑賞作から自己ベスト10を洋画、邦画それぞれセレクトしてみました。

(洋画)
1 きっと、うまく行く
2 華麗なるギャッツビー
3 マリーゴールドホテルへようこそ
4 ホワイトハウス・ダウン
5 天使の分け前
6 LOOPER ルーパー
7 トランス
8 ウォール・フラワー
9 悪の法則
10 アンコール

(邦画)
1 永遠の0
2 風立ちぬ
3 みなさん、さようなら
4 藁の盾
5 そして父になる
6 さよなら渓谷
7 許されざる者
8 脳男
9 リアル~完全なる首長竜の日
10 箱入り息子の恋

映画劇場の閉館

2013年02月05日 | 映画
 都心の銀座では、今年3月にシネパトス、5月に銀座テアトルシネマが閉館となる。渋谷にほど近い三軒茶屋でも60年の歴史があるレトロな映画館が間もなく幕を閉じようとしている。三軒茶屋中央劇場だ。

 ロードショー公開後の作品を週替わり2本立てで上映する2番館であるが、いわゆるミニシアター系のセレクションで貴重な存在の劇場であった。

 最後の上映作品は邦画+洋画の取り合わせで「天地明察」と「ハンガーゲーム」の2本立てである。どちらも未見だったし、珍しく上映期間が2週間だったので劇場に行くと閉館のお知らせが掲出されていた。

 スクリーンが比較的大きく、天井が高い。最盛期は2階客席も使用されていたと思われる。スクリーン脇、左右には次週上映、近日上映掲示板がポスターも無く寂しく立っている。当然ながら予告がなく本編スタートとなる。

 入場時に解説チラシを渡され、それを10枚貯めると1回無料で鑑賞できるというシステムになっていた。それが、まさにちょうど10枚溜まって、いつ行こうかと思っていた矢先の閉館情報であった。

 最後の鑑賞がただというのもちょっと申し訳ないな、と思いつつの大満足2本立て鑑賞となった。2月15日まで。

2012 映画ベスト10(プライベート版)

2013年01月09日 | 映画
 昨年鑑賞した映画のプライベートなベスト10です。

洋画
1 ヒューゴの不思議な発明
2 ものすごくうるさくて、ありえないほど近い
3 007 スカイフォール
4 ポエトリー アグネスの詩
5 最強のふたり
6 少年と自転車
7 ダークナイト ライジング
8 ブラック・ブレッド
9 ファミリーツリー
10 プロメテウス

邦画
1 わが母の記
2 桐島、部活やめるってよ
3 ヒミズ
4 かぞくのくに
5 北のカナリアたち
6 鍵泥棒のメソッド
7 ふがいない僕は空を見た
8 希望の国
9 のぼうの城
10 あなたへ

2011 映画ベスト10(邦画&洋画)

2012年01月12日 | 映画
 2011年はいろいろありましたが、映画に関しては秀作が多かったと思います。特に洋画は10本選ぼうとすると迷うほどでした。
 それでも、意を決して付けた序列は以下の通りです。もう一度やり直すとまた順番も変るかもしれません。そもそも甲乙付けがたしの世界なのです。

(邦画)
1 一枚のハガキ
2 ツレがうつになりまして
3 まほろ駅前 多田便利軒
4 GANTZ
5 恋の罪
6 僕たちは世界を変えることができない。
7 大鹿村騒動記
8 奇跡
9 アントキノイノチ
10 探偵はbarにいる

 「一枚のハガキ」はほとんど100歳の現役最高齢、新藤兼人監督の作品でこれを最後に引退を宣言しています。みずみずし表現で力強いメッセージ(反戦の)が発せられていますが、それがユーモアに包まれているのが凄いところです。2、3位作品には癒し系の元気をもらいました。人生捨てたものではない、と思えてきます。4位はSFアクション、5位は成人映画ながら文学の香りを発する力作・・・とバラエティに富んでいます。

(洋画)
1 4月の涙
2 ヤコブへの手紙
3 人生、ここにあり!
4 リアル・スティール
5 アリス・クリードの失踪
6 愛する人
7 ツリー・オブ・ライフ
8 ミッション・8ミニッツ
9 マネーボール
10 未来を生きる君たちへ

 1、2位はともにフィンランド映画です。内戦を背景にした異色のラブストーリーと氷のような女囚の心を溶かしていく神父の大きな愛の物語に心を打たれました。3位はコメディの体裁で精神病患者の自立を描いた事実に基づく物語。4位はロボット格闘技に父子の愛情を絡ませた娯楽感動大作。5位はいきなり拉致された若い女性と二人の犯人の立場の逆転が意表をつく、片時も目を離せないミステリーの傑作・・・、といずれも力作が揃いました。

 ここに載せられなかったのがクリント・イーストウッド監督の「ヒア アフター」です。2月後半に公開され、3月1日のファンサービスデーに1000円で鑑賞しました。その10日後が3.11でした。

 この映画のテーマは「死」です。3人の主要登場人物の人生が「死」によって交錯します。そのうちの一人、ヒロインはスマトラを思わせる南国のリゾートで津波に遭遇し臨死を体験します。一度死の世界に足を踏み入れそこから引き戻されて、その後の彼女の人生はあるわけです。
 この津波の描写は本当にリアルで、東日本大震災により日本での上映は打ち切られました。

 震災では多くの方の命が失われました。が、残された家族は、その誰かのいない世界を日常として受け止め、生きていかなくてはなりません。この映画に描かれたのもまさにそこで、死をどう受け止めどう自分の中に受け入れていくかということが3人それぞれの異なる状況下で描かれます。
 今は無理でも、いずれ何らかの形で再公開されて良い作品だと思います。

第82回アカデミー賞 ~ アニメと実写の間

2010年03月09日 | 映画

 受賞式から一夜が明けた。

 作品賞、監督賞に輝いた「ハート・ロッカー」は日本では先週末に公開されたばかり。戦争映画だし、映画ファンでもなければ監督の名前は知らない、キャストもスター級はレイフ・ファインズ、ガイ・ピアースとやや地味。興行的には日本では未知数だが、受賞効果がじわじわと出てくるだろう。

 女性監督初、ハードな映画に似合わず本人は美人だ。しかもキャメロン監督の元妻でその「アバター」を破っての受賞、加えて事前の受賞活動によるスキャンダル、モデルとなった軍人からの批判など話題は豊富だ。

 とにかく世界的な大ヒット作「アバター」を上回る作品というわけだから、すでに「アバター」を見た人はそれだけでも見てみたい気分にはなるだろう。

 今回作品賞ノミネーションが10作に増えた。「カールじいさんの空飛ぶ家」は長編アニメーション賞を受賞しているが、作品賞の候補でもあった。
 日本アカデミー賞もアニメ部門を独立させ、圧倒的に強い宮崎アニメは本選で実写映画を脅かすことは無くなった。アメリカのアニメ事情はよく分からないが、ノミネーション枠拡大で結果的にアニメ作品も入った。

 「アバター」は実写「ハート・ロッカー」とアニメ「カールじいさんの空飛ぶ家」の中間領域にある作品だ。3作がともに作品賞候補になったことは象徴的だ。しかし、結果として実写が制した。「長編アニメーション」の定義が問われることになりそうだ。

映画三昧

2008年08月01日 | 映画
 往年の名画のDVDが安い。著作権法の保護が切れたことによる。

 1枚500円は安い。名画座並みだ。しかも手元に残り何回でも楽しめる。劇場には及ばないものの、家庭用テレビも大画面化してきた。モニターと自分の距離を調整すれば視野に占める画角的には劇場と同等に鑑賞可能だ。

 で、その安さはさらに進化している。「風と共に去りぬ」+「ローマの休日」+「カサブランカ」の組合せで980円はどうだ。1枚330円を切っている。
 と思っていたら「ローマの休日」+「シャレード」で500円が出た。

 2003年の著作権法改正で映画の著作権保護期間が公表後50年から70年に延長されたが、名作が多いとされる1953年の公開作品にはそれが適用されるのかどうかで法的に争っていた。

 しかし原告である映画会社が上告を棄却したので、「シェーン」「ローマの休日」などが、広く合法的に流通することとなったのだ。

 「シャレード」は1963年の作品なのだが?

「映画千一夜」1%達成 ~ 千里の道も一歩から

2008年05月01日 | 映画

 週刊のメールマガジン「映画千一夜」を創刊して10週が過ぎた。

 タイトルどおり1001回の発行を目指すとして、ようやく1%の出来高だ。あと99回これを繰り返せばいいのだ。それで20歳年をとる計算だ。

 「アラビアン・ナイト」と同じく、夜毎語り継ぐスタイルを取っており、これまでの10夜分を紹介すると次のようなラインアップになる。

第1夜 千夜一夜物語
第2夜 アラビアンナイト
第3夜 アメリカの夜
第4夜 1000日のアン
第5夜 2001年宇宙の旅
第6夜 10,000 B.C
第7夜 007/カジノ・ロワイヤル
第8夜 8人の女たち
第9夜 8 1/2
10夜 十戒

 新作紹介ではないので読者は少ないが、DVDレンタル時には多少の参考にはなるかもしれない。