ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「先輩と彼女」、先輩を好きになった。先輩には彼女がいる。切ない恋物語

2015-10-24 16:51:20 | 日本映画
おススメ度 ☆☆☆

南波あつこの人気同名少女コミックの映画化。

「甘い恋」を夢見る元気で一途な高校1年生の都築りかは、現代文化調査研究部で部長を務める3年生の「みの先輩」こと美野原圭吾を好きになる。

だが、先輩は元部長で昨年卒業した葵を好いていた。

この片思いが実にせつなく。いつも身近にいるのにじれったい感じ。

このピュアさが、テンポ良く展開され、りかをひいきしてしまう。

りかを芳根京子、みの先輩を志尊淳とフレッシュコンビが頑張っている。

監督の池田千尋もなんとかそつなくこなしている。

最後はハッピーな終わり方で、青春映画としては合格点。

甘い高校生活を振り返るのもいいものだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「サバイバー」、ミラ・ジョボビッチがかっこいいサスペンスアクション

2015-10-23 17:44:14 | アメリカ映画
おススメ度 ☆☆☆

最近アクション映画にお目にかかるのが少なかったせいと、ミラ・ジョボビッチお姉さまのかっこいい姿にしびれて、あっという間の97分でした。

アメリカの9.11テロはまだ記憶に新しいが、それをテーマにした映画。

ラスト、ニューヨークタイムズスクエアの大爆破事件は手に汗握る展開でしたが(ちょっと拍子抜け)

冒頭、アメリカへの不正入国を阻止するためにロンドンに派遣されたアメリカ大使館員ミラお姉さま。

一人の医師が捜査線上に浮かぶが、なぜか捜査が妨害される。

そんなとき、上司の誕生祝のレストランで爆破が。

たまたま、買い物に出かけたミラ姉さんはぶっ飛ばされるが助かる。

そこにいた暗殺者に狙われることになる。

この暗殺者をピアース・ブロスナンが演じ最後まで争う。

ミラ姉さんは、爆破犯にされ、アメリカ国家、イギリス警察に追われることに。

そこからは、逃亡者よろしく逃げまくる。地下鉄のランナウェイはお決まりか。

しかしそこは、ミラお姉さま、かっこよすぎる。

そして唯一の味方事務官の助けで、一挙にニューヨークへ。

そこでカウントダウンの爆破が起こるはずだった。

ミラお姉さまの大活躍でめでたし。

かなり強引な筋書きだが、テンポよさに救われている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ビッグゲーム 大統領と少年ハンター」、フィンランドに落下したエアフォースワン

2015-10-22 19:55:36 | ヨーロッパ映画
おススメ度 ☆☆☆

フィンランド・イギリス・ドイツ合作

8月に封切られたのに、もうDVD化された。

ビッグな映画なのに、やはりどうしても、ハリウッド映画と比較されしまうのか。

13歳の少年と大統領。何ともファンタジーな組み合わせ。

大統領は、もちろんアメリカだが、扮するはサミュエル・L・ジャクソン。オバマ以前ならありえない配役。

だが、ジャクソンだからこそなりえた映画ともいえる。

だって、大統領めっちゃ弱い。

もともと13歳の少年の成人通過儀礼の鹿狩りの話なのだが。

それにしても、満足に弓も引けない少年が、一人で一夜を山で過ごし、大鹿を狩るというかなりハードな儀式。

だが、今は、父親は裏で工作していたのだが。

大統領の乗ったエアフォースワンが、ミサイルで落とされる、それもフィンランドの山中に、

護衛官が、暗殺団だから始末が悪い。

安全装置もうまく働かず、大統領一人放り出される。

そして出会った二人の珍道中。

ミッションインポシブル並みのダイブだとか、川下りとか、冷蔵箱もろとも、山道の駆けおりとか、かなりハードなアクションが待ち受ける。

大統領の必死のサバイバル、少年の勇気ある行動。

フィンランドが、こんな映画を作るなんて。

ちなみに、眼光鋭い少年は、監督の甥っ子だとか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ダイバージェントNEO」、ダイバージェント第二部です。

2015-10-21 19:28:58 | アメリカ映画
おススメ度 ☆☆☆

2014年7月に公開された「ダイバージェント」の続編です。

近未来のシカゴ。

戦争で荒廃し、今は、5つのグループに分かれ平和を模索しています。

16歳で診断を受け、いずれかのグループに入るのですが、主人公ベアトリスはどのグループにも属さないダイバージェント(異端児)でした。異端児は抹殺される運命にあります。

そのため、偽っていずれかのグループに潜入。

ために、つねに追われる立場で、逃げ惑います。

兄と恋人が一緒で、3人での逃走が始まります。

この辺の話は複雑で、1部を見ておいたほうがよいでしょう。

この未来映画、やたらと砕け散る場面が多く、ガラスだけでなく、建物そのものまで破砕するので、その有様は圧巻です。

味方かと思えば敵であったり、波乱万丈を、若き乙女が生き抜く姿は圧巻です。

ラスト近くでは、博学グループの指導者によって、捕まり、試練が与えられます。

そこでは、イメージの争いとなり、もう、何でもありのアクション満載です。

ただ、こういったSF系の作品も多く、知恵比べの様相です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「トイレのピエタ」、新人監督松永大司演出の青春映画

2015-10-20 17:43:46 | 日本映画
おすすめ度 ☆☆☆

青春映画好き ☆☆☆☆


題名は、

ピエタとは聖母子像。磔にされて命を落としたキリストを両手に抱いたマリアの像。

「トイレのピエタ」は、手塚治虫が死の縁まで綴っていた日記の最後のページに残されていた。

ネタバレになるが、主人公園田は、最後、自宅のトイレにピエタを描きその中心で死を迎える。

園田は、若くしてがんを患う。

闘病生活もする。

もともと画家志望で、美大卒、だが夢を追い切れず、窓ふきのバイトで日常を送っていた。

そんな彼が、がんの宣告を受け、その時にたまたま付き合った女子高生と最後の青春を生きる。

生とはなにかという重い命題を、青春ドラマで昇華している。

周りの役者と、その演出がいい。

主人公を演じるのは、人気ロックバンド「RADWIMPS」の野田洋次郎が映画初出演。

女子高生は、いま売り出しの杉咲花。命短い主人公に一緒に死のうとか、「あんたなんか自分で生きることも死ぬこともできないじゃん!」など毒ずくが、そのバイタリティはすごい。

金魚をプールに放して、自ら泳ぐシーンなど。幻想的。走る走る。

病院の先輩を演じるリーリーフランキーの人生を達観した生き方も面白い。

松永監督、初仕事としては上出来。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新潟の旅 湯沢温泉

2015-10-20 10:34:27 | 日記
湯沢温泉で一泊。豪華な露天風呂を楽しむ。

翌日は、湯沢高原アルプの里へ

まずは、湯沢高原ロープウェイで山上へ

子供たちは、ジップラインアドベンチャーを楽しむ。

注:写真はすべてWEBから










コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ヴェルサイユの宮廷庭師」、ケイト・ウィンスレット圧巻の職業婦人

2015-10-19 17:40:42 | イギリス映画
おすすめ度 ☆☆☆

ヴェルサイユ好き、庭師好き、大人の恋好き ☆☆☆☆

17世紀フランス。国王ルイ14世は、栄華のシンボルとしてベルサイユ宮殿の増改築を計画していた。

その庭師のコンテストに田舎の女庭師が応募、

いったんは外されるが、その独創性に惚れた庭師のリーダーに見初められる。

やがて、国王のお目にもかない、リーダーとも恋心が芽生え、ラブストーリーは進む。

リーダーの妻の嫉妬がからみ、一度は大雨で破壊されるが、

男勝りの女庭師は、困難をはねのけ成功に導く。

男社会で働く、職業ウーマンの鏡のような存在。

当然庭師であるから肉体労働、あの絢爛たる衣装と相反する姿に圧巻。

これはフィクションらしいが、なかなか、フェイクと思わせない演出。

ヴェルサイユという豪華な舞台に、庭師のような泥臭さを交え、さらに、夫と子を亡くした妻の悲しみを体現。

みごとに演じ上げたケイト・ウィンスレットに脱帽。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ST赤と白の捜査ファイル」、藤原竜也、岡田将生主演の刑事ドラマ

2015-10-18 17:43:24 | 日本映画
おすすめ度 ☆☆☆

警視庁の特殊機関・科学特捜班(Scientific Taskforce=通称「ST」)の活躍を描いた日本テレビドラマ「ST 赤と白の捜査ファイル」の映画化。

藤原竜也と岡田将生の掛け合い漫才的面白さで人気に。

チームリーダー百合根(岡田)の転属まで時間が限られている中での事件に、時間軸の設定の面白さ。画面に常に残り時間が表示される。

冒頭、両方青信号という状態での交通事故。

そしてこれを仕組んだ天才ハッカーの焼死体発見。犯人にされた天才分析官赤城(藤原)の逮捕。

とかなりテンポよく物語は進行する。

ただ、画面にやたらと文字が表示され、パソコンの事件とはいえ、煩わしい。

死んだはずの犯人が生き延び、大芝居で金銭をだまし取ろうとする事件だが、

ST捜査チームの面々のキャラが結構立っていて面白い。

ただ、この手のドラマにあり勝ちのご都合主義がちらほら

まあ、テレビドラマの延長としてみる分には、結構面白いのでは。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「モンスター 変身する美女」、イタリアを舞台に繰り広げられるラブストーリー

2015-10-18 10:22:15 | アメリカ映画
おすすめ度 ☆☆☆

新宿シネマカリテの特集企画「カリコレ2015/カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2015」上映作品

各国映画祭にて評判の映画。

父母をなくし、失意の青年が、ヨーロッパ旅行。

途中イタリアで出会った謎の美女に惹かれ、そこで働くことに。

彼女は、実は2000年を生きるモンスター(様々な怪物への変身を繰り返し生きながらえてきた)。

イタリアの美しい街並みをドローンで空撮したり、なかなかこった映像で、ヨーロッパの雰囲気満載。

カリブ島へデートに行ったり、そこここにイタリアの風光明媚が見せられます。

映画本体は、怪物に変身し悩み続ける彼女と、彼女に恋した青年の淡い恋物語。

ホラー的な要素はあまりなく。あくまでファンタジーです。

すごく切ない恋物語。

どこか惹かれます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「アメリカン・ドリーマー 理想の代償」、1981年ニューヨーク、最も暴力的な街で

2015-10-17 17:45:08 | アメリカ映画
おすすめ度 ☆☆☆

アメリカンドリーム映画好き ☆☆☆☆

1981年ニューヨーク、街は最もすさんでいた。

そんなニューヨークで、成り上がりの石油業者が、正しく生きようともがく。そんな映画。

今までは成功し、新しく土地を購入、事業を広げようとしていた矢先。

石油は盗まれるは、監査が入るわで、信用失墜。

銀行からの借金を当てにしていたが、それがかなわず、30日で金を用意する羽目に。

そして、石油の盗みを巡って、従業員のトラブル。

ぎりぎりと締め付けられるような、日々の連続。

そして、石油の盗み業者とのギリギリのせめぎあいは手に汗握る。

暴力を使わず、正義のみで勝ち上がってきたその代償とは。

派手なアクションなどはないが、次々と起こる物語の展開に目が離せない。

そこまでして、暴力を封印づるのか。

銃社会アメリカのジレンマだ。

一方妻は、暴力団の頭の娘だ、正反対の行動力。

これがよけい正義男を浮き立たせる。

オスカー・アイザックとジェシカ・チャステインの夫婦の演技が光る。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする