ひろの映画見たまま

映画にワクワク

アルゼンチン映画「ルコルビジェの家」、迷惑な隣人の話です。

2012-12-27 19:10:29 | 映画
おススメ度 ☆☆
    ちょっと変わった映画好き ☆☆☆

ルコルビジェは、19世紀に活躍した有名なフランスの建築家だ。だが、この映画は、アルゼンチンにあるコルビジェの家を舞台に繰り広げられる隣人トラブルをテーマにした人間模様だ。

コルビジェの家に住むインテリアデザイナー。妻と娘がいる。

ある夜、突然壁を打ち破る音が、眠気を覚まされ、2階に上がってみると隣の家の壁に穴があけられている。

翌日抗議に行くと、ちょっと胡散臭いおじさんが、で、彼は部屋に日が射さないので窓を作るのだという。しかし、デザイナーは法的に隣人に断りなしに窓を作ってはいけないという。また、プライバシーの侵害だと抗議。

隣人は、とりあえず黒いビニールで窓をふさぐ。

こんな状態の迷惑話が、デザイナーの日常生活に忍び込み、徐々にデザイナーの日常が明らかにされていく。

冒頭から、壁を壊す音など不協和音の連続で、かなりイライラさせられる。

でも、物語の進展とともに、隣の人は何する人ぞの野次馬根性から、話の進展が気にかかる。

コルビジェの家と、デザイナーの作品などアーティスチックな背景に、少し変わったアングルの映像が挿入され、美的に刺激される。

隣人との争いがテーマで、そのいさかいが、意表を突いた展開を見せ面白い。

そしてラストの衝撃。



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