おすすめ度 ☆☆☆☆
Unext鑑賞 2003年製作 R18+
「JSA」で国際的な注目を集めた韓国のパク・チャヌク監督が、作・土屋ガロン、画・嶺岸信明による日本の同名コミックを原作に、15年間の監禁生活を強いられた男の復讐劇を容赦ないバイオレンス描写で描いたサスペンススリラー。第57回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞。
究極のエログロバイオレンス。
いきなり失踪、監禁という、謎が謎を呼ぶ展開に、伏線の回収や想像もできないような種明かしの展開はサスペンスとしては見事といえば見事だが、手っ取り早く言えば依頼者の壮大すぎる逆恨みというか八つ当たり映画。
酒癖は悪いが平凡なサラリーマンであるオ・デスが、突然何者かに拉致され、理由も知らされないまま15年間も密室に監禁されてしまう。15年後、やはり何の前触れもなく訪れた突然の解放。その後の物語は当然デスの復讐を軸に展開されていく。
そして、自らの娘を愛してしまう。そもそもの原因も恋愛がらみ。それにしてもえぐい・