おすすめ度 ☆☆☆
戦争映画好き ☆☆☆★
R15+
朝鮮戦争を起点に繰り広げられた、アメリカを主勢力とする国連軍と、北朝鮮を支援する中国軍の戦いに迫る超巨編。なかでも両方が最初に兵勢を交え、激甚を極めた「長津湖の戦い」を、本作は製作国(中国)らしい史観と主張のもとに活写している。
映画スタッフ1.2万人、エキストラ7万人、450社に及ぶVFXスタジオが参加するなど製作費270億円を掛け、壮大なスケールで描かれる戦争スペクタクル巨編。
戦いをリアルに描きつつも、戦場で血を流す兵士たちや、作戦を動かす上官たちのメンタリティに迫り、観る者をさまざまなキャラクターに感情移入させていく。
中国映画の総力を挙げて、勝利した対米戦を歌い上げていく。
人海戦術で、アメリカの物流作戦に対抗していく。
強大なアメリカと対等な戦を演じた中国の意気を見せてくれる。