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「怒り」、リンゼイ・アンホーカーさん殺害の市橋達也がモデルかもと?

2016-09-29 17:13:36 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆☆

PG12 かなりえぐいシーンがあります

犯人未逮捕の殺人事件の犯人探しが根底にあるので、結構くらーい映画です。

この映画のモチーフとなった市橋達也は、整形し各地を転々、沖縄の無人島へも行っています。

市橋事件の原因は、あまりはっきりしませんが、現在は無期懲役で刑務所生活です。

この映画は、千葉、東京、沖縄と三か所で、犯人と思しき人物が、登場します。

整形しているので、指名手配写真は、3人のいずれとも特定しがたい作りになっています。

で、3人にそれぞれ、相手がいます。

千葉では、東京の風俗で働いていた女性。

東京では、ゲイの男性。

沖縄では、女子高生。

千葉と、東京では愛の関係で、愛があっても信じきれず、そのジレンマに怒りがさく裂します。

沖縄では、米兵によるレイプ事件が根底にあって、それを助けられなかったジレンマが怒りを誘います。

とにかく、宮崎あおい、妻夫木聡、広瀬すずと、相手役の痛烈な叫びが、この映画の主役で、見終わった後も尾を引きます。

様々な怒りですが、たしかに見るものの心にドスンと響きます。




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