ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「エリザベート 1878」、お飾りなんかじゃない!

2024-05-03 21:15:58 | ヨーロッパ映画

おすすめ度 ☆☆☆★

オーストリア・ルクセンブルク・ドイツ・フランス合作   PG12

ビッキー・クリープスが19世紀オーストリアの皇妃エリザベートを演じ、2022年・第75回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で最優秀演技賞に輝いた伝記ドラマ。

老いに向き合い、皇妃を縛り付ける「コルセット(仏語:Corsage)」や皇室の厳格な伝統、そして世間の理想像から自由になることを心に決めた時、彼女は何を選び取るのか。あまり語られることのなかった後年のエリザベートを描く本作を通して、なぜエリザベートが現代に生きる私たちの心をとらえて離さないのか、その理由が見えてくる。今までの“伝説的皇妃エリザベート”のイメージを大きく覆した傑作が誕生した。

1877年のクリスマスイブに40歳の誕生日を迎えたエリザベートは、世間のイメージを維持するために奮闘を続けながらも、厳格で形式的な公務に窮屈さを感じていた。人生に対する情熱や知識への渇望、若き日のような刺激を求める彼女は、イングランドやバイエルンを旅して旧友や元恋人を訪ねる中で、誇張されたイメージを打ち破ってプライドを取り戻すべく、ある計画を思いつく。

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「地平線から来た男」、ほんとにうれしい傑作ですね、実におかしい!

2024-05-03 16:17:13 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆★

NHK BS プレミアム 鑑賞   1971年製作

荒野の用心棒』をパロディ化し、コメディとして描いた作品。といわれるがよくわからない。

列車内のエピソードから始まるが、主人公のいい加減なキャラをサラッと紹介しながら、途中下車の町に降り立つ。この駅が炭鉱町で気の荒いことはなはだしい。スザンヌ・プレシェットの大暴れがあり、ハチャメチャな展開を予想させる。ルーレットの「23」に異常に反応したり、刺青に悩んだり、主人公のキャラクター作りとガーナーのオトボケ演技はお見事。

ふたつの勢力が争う街中で、凄腕ガンマンに間違われ、その正統派ガンマンが現れるというおとぼけ。

ジェームズガーナーのいい加減さが的を得た映画。

NHKもこんな映画を取り上げるんだ。

 

 

 

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