ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「TALK TO ME トーク・トゥ・ミー」、霊、やばい、気持ちいい!

2024-05-13 16:41:30 | オーストラリア映画

おすすめ度 ☆☆☆

ホラー映画好き ☆☆☆★

PG12

SNSで流行する「90秒憑依チャレンジ」にのめり込んだことから思わぬ事態に陥っていく女子高生を描き、2023年サンダンス映画祭で話題を呼んだオーストラリア製ホラー。

2年前の母の死と向き合えずにいる高校生ミアは、友人からSNSで話題の「90秒憑依チャレンジ」に誘われ、気晴らしに参加してみることに。それは呪われているという“手”のかたちをした置物を握って「トーク・トゥ・ミー」と唱えると霊が憑依するというもので、その“手”は必ず90秒以内に離さなければならないというルールがあった。強烈なスリルと快感にのめり込みチャレンジを繰り返すミアたちだったが、メンバーの1人にミアの亡き母が憑依してしまい……。

『TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー』は、10代の若者が自分の感情をどう対処したら良いのか分からず葛藤し、そのはけ口を見つけようとして混乱する姿を真摯に描いている。

日本でも、昔から「こっくりさん」があり、懐かしい。

悲しみや愚かさから招いてしまった事態や恐怖が主軸。教訓めいたものも感じる。“手”やのめり込んでいく様は自ずと彷彿させる。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「テイキング・サイド/テイキング・サイド ヒトラーに翻弄された指揮者」

2024-05-13 13:38:20 | フランス映画

おすすめ度 ☆☆☆★

劇場未公開

Unext 鑑賞    2001年製作

イギリス、フランス、ドイツ、オーストリア、ハンガリー 合作

 

 

第二次世界大戦が終結し、ニュルンベルグ裁判が始まってまもない頃、米軍のスティーブ・アーノルド少佐はベルリン・フィルの名指揮者で元プロイセン枢密顧問官でもあったヴィルヘルム・フルトヴェングラーを、“腐ったドイツの象徴”として糾弾すべく、彼とナチスとの関係を調査するよう命令される。しかし楽団員などの証言では、彼は反ナチでヒトラーの面前での敬礼を拒否したこともあったという。さらにフルトヴェングラー本人も、多くのユダヤ人を国外へ逃したとして、ナチスの文化政策の責任は自分にはないと審問の際に言い張った。しかしイギリスが入手した極秘文書や第2バイオリン奏者の証言などから、彼の裏の顔が徐々に露わになっていく。

日本でも、ドラマ化されて演劇として公開されたが、映画としては、最近配信されている。

エンドロールで、フルトヴェングラー本人の演奏風景が写されている。

ドイツ人すべてに問いかけられる、ナチスとの関係。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする