1959年作品。
戦争末期の中国(いわゆる北支)が舞台。
荒野を馬で駆け巡る姿や谷沿いの道など西部劇っぽいが、中国軍(八路軍=共産党軍)との戦いだ。
その前線に新聞記者を名乗る一人の若者が紛れ込んでくる。そして、その前線にいる独立愚連隊(死んだことになっている兵ばかりを集めた無鉄砲軍団)を訪ねたいという。人は皆、そこへ行くのはよした方がいいと言う。だが、あえてそこへ行く狙いは?
この辺からミステリアスな展開に。
で、従軍慰安婦が出てきたり、(彼女たちは実に生き生きと生活をエンジョイしている)、射撃の的に中国人捕虜を使ったり、隊長が屋根からおちて気がふれていたり。変わったエピソードの数々。
当の新聞記者には娼婦の恋人が。(恋人が娼婦になったのか?)
破天荒な役がよく似合う佐藤允が主役を演じ、これが又はまり役。
結局、彼の弟の死を不審に思い調べに来たのだが、案の定上層部の悪行が原因だった。
その後は、どんどんばちばち、まあ戦争映画が繰り広げられるが、なぜか、淡々とクールに描かれ、大量の死体(日本軍側も)も日常茶飯事的感覚になる。怖いものだ。決して反戦映画ではないが、じわっときいてくる。
そしてラストはもう西部劇そのものだ。
戦争末期の中国(いわゆる北支)が舞台。
荒野を馬で駆け巡る姿や谷沿いの道など西部劇っぽいが、中国軍(八路軍=共産党軍)との戦いだ。
その前線に新聞記者を名乗る一人の若者が紛れ込んでくる。そして、その前線にいる独立愚連隊(死んだことになっている兵ばかりを集めた無鉄砲軍団)を訪ねたいという。人は皆、そこへ行くのはよした方がいいと言う。だが、あえてそこへ行く狙いは?
この辺からミステリアスな展開に。
で、従軍慰安婦が出てきたり、(彼女たちは実に生き生きと生活をエンジョイしている)、射撃の的に中国人捕虜を使ったり、隊長が屋根からおちて気がふれていたり。変わったエピソードの数々。
当の新聞記者には娼婦の恋人が。(恋人が娼婦になったのか?)
破天荒な役がよく似合う佐藤允が主役を演じ、これが又はまり役。
結局、彼の弟の死を不審に思い調べに来たのだが、案の定上層部の悪行が原因だった。
その後は、どんどんばちばち、まあ戦争映画が繰り広げられるが、なぜか、淡々とクールに描かれ、大量の死体(日本軍側も)も日常茶飯事的感覚になる。怖いものだ。決して反戦映画ではないが、じわっときいてくる。
そしてラストはもう西部劇そのものだ。