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ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「あゝ、荒野 後篇」、ボクシング主体の人間ドラマです。

2017-11-05 18:46:05 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆☆

R15 人間を描こうとすれば当然

前編は、シンジとケンジがボクシングにのめりこんでいく姿でしたが、

後編は、いよいよ、そのボクシングがメインの展開で、ケンジにもスポットが当たります。

念願のユウジとの戦いで決着をつけたシンジ。

それに対し、シンジを愛するがゆえに、身を分かつケンジ。

そしてケンジもボクシングを勝ち上がっていきます。

当然ラストは、シンジとケンジのボクシング対決。

シンジの父親の自殺に、ケンジの父親が関係していたことがわかり、複雑な心境に。

一方、東京オリンピックが終わった世界では、貧困や介護など

世の中は、何ら改善されない状態でした。

世の中の反対運動と、個人の対決。

前後編を通しての世間のしがらみが、一気に炸裂する。

それにしても、菅田将暉の狂気の演技とそのパンチを受け続けるヤン・イクチュンの愛あるガード。

何時かしら涙がこぼれて。

物語のすべてが回収されるわけではない。

でも、ラストに込めたメッセージは十分伝わる。

後編も147分の長尺。

 

 


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