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「ゴジラ−1.0」、戦後日本、無から負へ!

2023-11-27 17:33:33 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆★ (劇場鑑賞)

ゴジラ好き ☆☆☆☆

日本が生んだ特撮怪獣映画の金字塔「ゴジラ」の生誕70周年記念作品で、日本で製作された実写のゴジラ映画としては通算30作目。

主人公は敷島浩一(神木隆之介)。敷島は特攻隊員であったが、特攻機の不調で不時着場がある離島に着陸する。整備士達が検査するも彼が主張する不具合は見当たらない。整備隊長には戦闘逃避を見抜かれたがそれ以上責めることはしなかった。

その夜、突如島にゴジラが襲来する。整備隊長は敷島に戦闘機の機関砲で攻撃するように命じるが・・・おじけづいて攻撃することができなかった。敷島が躊躇している間に隊員が襲われて隊は全滅した。


終戦で帰国した敷島は焦土と化した祖国を目の当たりにし母も空襲の犠牲になったことを知る。兵士も庶民も多くの犠牲を出した戦争で生きて帰って来た兵士に対する世間の目は厳しい。そんな中、他人の乳飲み子を抱えた典子(浜辺美波)に出会い、生きるために一緒に生活を始める。

やがて、ゴジラが日本襲撃、戦後の東京、荒れ果てた地をゴジラが闊歩する。特に銀座がリアル。

最後は逃げ続けてきた人生の敷島が自分の中の戦争を終わらせるために特攻機でゴジラに突撃する決意をする。新規に開発されたが終戦を迎えて出撃することがなく倉庫に眠っていた双発機をかつての整備隊長に整備を依頼する。弾薬を満載してゴジラの口の中に突入しゴジラの頭部が大爆発して退治した。

特撮の進歩、リアリティが、胸を撃つ。

監督は山崎貴。

 

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