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ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「ホットロード」、能年玲奈と登坂広臣主演のラブドラマ

2014-08-18 18:02:57 | 日本映画
おススメ度 ☆☆☆

ホットロード原作好き、能年好き向き

ワタシ的には ☆☆☆

「別冊マーガレット」(集英社刊)で1986~87年に連載された人気少女漫画の映画化。

従って、基本少女の成長物語。

21歳の能年玲奈が14歳の少女演じるところに、大いなる矛盾が。

勿論、物語の内容からして、かなりの演技力を要求されるだけにキャストの選定は難しい。むしろ、能年に合わせて、高校生ぐらいにすればもっと素直に見れたかもしれない。

登坂も27歳で16歳を演じるギャップ。

まあ見ているうちに、年齢より中身って気がするが、そこが引っかかって乗れなかった。

原作は、ヒットしただけあって、なかなか骨のある内容だから(見ていないがプロットがほぼ原作通りなので)、映画自体は愛を賛歌して、思春期の女性の成長物語として見せるものはあるのだが。

それと、映像がとってもきれい、日本とは思えない広大な海辺。

ただ、話が暴走族なだけに、ちょっと現在とは事情が違うみたいで、でも、若い人たちがこれで納得できればいいのだが。

ヒロインの、母親が、父親無視(といってもとっくに亡くなっている)、昔から引きずった恋人と交際中。微妙な関係に娘は、疎外感を持ってしまう。その孤独感はよく出ていて。後半盛り上がる。

食中毒や交通事故というアクシデントは、恋を発展させるいい素材なのかも。

最初からの二人のいがみ合いはちょっとやりすぎ感があって、ちょっと、韓国映画風。

暴走族シーンも、恋愛シーンもいたっておとなし気で、女子中高生受けを狙ったのかも。

母娘ものとしても、ちょっとお涙ちょうだい風。
コメント
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