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ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「フライイングギロチン」、清の時代、皇帝所属の暗殺軍団がいた

2014-08-07 14:43:21 | 中国映画
おススメ度 ☆☆

 中国の歴史・アクション映画好き ☆☆☆

フライイングギロチンの圧巻は最初一部だけ、あとは、負け戦と虐殺の連続で痛い。

清の雍正帝の時代、謎の暗殺軍団血滴子が組織され、皇帝を守った。彼らは、生まれ育ちからその運命が決められていた。日本の忍者に似ている。

その武器が、フライイングギロチンと呼ばれる、剣の先に取り付けられた輪っか、剣を振り回し輪っかを放り投げると、輪っかが相手の首に巻きつき、歯が内向きに刺さり、首が切り落とされる。

いわゆる飛ぶギロチンだ。見事な斬首に驚かされる。

冒頭、その剣さばききで、敵をなぎ倒すさまは見事。

革命闘士天狼の暗殺を指示されるが、逆襲に会う。

しかし、一方で時代は変わり、乾隆帝の時代に。

時代は、鉄砲の時代。すでにフライイングギロチンは用済みなのだ。そして、血滴子も排除の対象となる。

次々とひどい、惨殺シーンの連続にいささか度肝を抜かれるが、

ラストは、大砲での攻撃。圧倒的な力に天狼も血滴子もあえない。

だが、天狼の首をもってかえった血滴子冷と親衛隊海都は、もともと乾隆帝の秘蔵っ子であり、帝の前で冷は意見を述べるのだった。

漢民族と満民族の確執が垣間見えた。

コメント
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