閣下の正論

　＜石原都知事＞パンダ「いてもいなくても…」　

　これは、石原閣下の反応でちょうど良いでしょう。毒入り餃子からチベット弾圧まで、昨今の中国の悪評を、たかがパンダで忘れさせようなんて日本政府は国民を舐めすぎだよ。

　まあ実際、パンダが来ただけで「もう、悪い出来事は全部なかったことにしよう。中国って良い国だなあ！」となりかねないけどね、我が国民。
　長野の聖火レースの際も、「皆楽しくやりたいオリンピックを邪魔するなよ、チベット人の馬鹿野郎」とか本気でネットに書き込んでいた奴がいたものね。

　中国の忠実なるしもべ、売国宰相の福田なんかは「良いタイミングで死んでくれましたね、パンダが。ここでポンと新しいパンダを送ってくれたら一挙に中国はイメージアップ、話をまとめた私もついでに支持率回復！・・・となるでしょうねえ。ふはほほ」とか、ほくそえんでいるんじゃないかな。
　
　”中国からのパンダ獲得に日本政府が意欲を示す中”かあ・・・今、我が国はそんなことに意欲を示していられる状況なのかね？情けなくって涙も出ないよ。
　
　○石原知事 パンダに冷めた反応（毎日新聞 - 05月02日 19:41）
　上野動物園（東京都台東区）のジャイアントパンダ、リンリンの死について、石原慎太郎都知事は２日の定例会見で、「御神体じゃないんだから、いてもいなくてもいいんじゃないの」などと述べた。中国からのパンダ獲得に日本政府が意欲を示す中、知事の冷めた反応に園を管理する都職員から戸惑いの声が漏れた。
　石原知事は「生きてるものは死ぬんだから。パンダだって死ぬだろうし。世界は狭くなったんだから、見たけりゃいるとこ行って見てきたらいい」と答え、無関心な様子を見せた。リンリンが死んだ４月３０日には、小宮輝之・同園園長が会見で「シンボルがいなくなって残念。機会があればまた、（飼育に）チャレンジしたい」などと話している。【市川明代】