”万歳ヒットラー・ユーゲント(独逸青少年団歓迎の歌) ”
いやあ、こんな曲があったんですねえ。これは凄いや。”作詞・北原白秋”というあたりなど、なかなかにスリリングであります。
と言っても、日独伊三国同盟とかが出来上がった当時の世相は、こんなもの普通に感じられていたんでしょうかね。
日本を訪れるドイツの青年たちに「日本男児の心意気を見せてやる!」と力みかえりつつ作り上げた曲なんでしょうが、それが”ドイツ的なもの”のコピーに終始しているあたり、まあ、ある意味、当時からそういうタイプの”日本らしさ”が存在していたともいえましょうか。
それにしても、何かおぞましくありつつも、ある種のかっこよさは確かに存在しているわけで、ヤバい話であります。