神野美伽が誕生パーティー、なんて記事を見つけたんで下のほうに引用しておきますが。
神野といえばそれなりに巨乳な女で、若い頃には演歌歌手には珍しく水着姿を披露してくれて、孤独な青春の日々には、それなりの心の慰めとなったものでした。顔がどうとか、そんなことを言う人は許しませんよ、あなた。
今の若手女性演歌歌手も、この辺のサービスを心がければ斜陽といわれる演歌界も。ま、どうなるやら知りませんが。
で、彼女の歌は、と言うと、まあこうしてキイを叩いていても曲目一つ浮かんでこないありさまです。せっかく彼女に好意的なものを感じているものが、いやまあ、たとえそれが単なるスケベ魂からだったとしてもですね、せっかくそのような者がいるのに、その辺にアピールすることをもっと考えたらいいのに、要領悪いなあ、スタッフも。
なんか彼女、漁師歌を歌っておりましたねえ。大漁旗とでかい和太鼓をバックに従え、”ど~んと寄せる波しぶきはオイラの心意気~♪”ってな、いや、こんな詞だったかどうか知りませんよ、なんかこんなような歌を歌っていたのが印象に残っている。
あの種のドッカンと豪快に歌い上げる演歌ってものは、男が歌ってもそれほどインパクトはなくて、むしろ女性の得意分野って気がします。この辺の構造ってどうなっているのか、不思議です。
ちょっと思い出したのが、中村とうよう氏がテックスメックス歌手のフレディ・フェンダーについての文章で述べていた、「絶えず圧迫されながら生きている少数民族の大衆歌謡シーンにおいては、男性歌手はひたすら弱々しい歌声で、逆に女性歌手は力強い歌声でを売り物とする傾向がある」なんて説。
これを、わが演歌の世界にも敷衍出来ませんかねえ。民族丸ごとに対する社会的圧迫と、女性歌手のパワフル化との相関関係。その辺を突っ込んで行くと、演歌という音楽ジャンルが秘めている、その存在の根に意外な形で触れる事が出来るのではないか、などと妄想したりしているんですが。あっと、”在日少数民族”の方面の話題ではなくですね、日本人丸ごとの問題として考えているんですが。
それにしても、女性はひたすら力強く、男はひたすら女々しくって構造は芸能の場でよく見かけます。この辺も面白いなあ。
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○神野美伽が誕生パーティー
(日刊スポーツ - 08月28日 20:41)
30日に41歳の誕生日を迎える歌手神野美伽が28日、都内のレストランで暑気払いと誕生日を兼ねたパーティーを開いた。神野は「今年の夏はコンサートをかなり頑張りました。40代は女性、歌手としてきれいにバランスが取れる時期なので、これからを大切にしたい」と話した。夫の荒木とよひさ氏(62)が作詞した新曲「日本の男」も好調な売れ行きで「大みそかに歌いたい」と紅白出場に意欲を見せた。