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「椿姫」...の曲

2010-10-16 20:16:16 | その他
来週の「名曲探偵アマデウス」は、ノイマイヤー振付のバレエ「椿姫」で使われている、ショパンのピアノ協奏曲第2番を探る(笑)みたいです。

2010/10/18(月)19:00-19:45 NHK BShi
2010/10/24(日)18:00-18:45 NHK BS2

「名曲探偵アマデウス」 事件ファイル♯75
失われた記憶を求めて ~ショパン 「ピアノ協奏曲 第2番」

完成したのは第1番より早かったらしいですが(といってもほぼ同時)、こっちの方が後に出版されたので第2番なんですよね。
情熱的な雰囲気の第1番よりも、情緒的な感じ?ですかね?ま、似たようなもんではあるんですが(笑)
確か全楽章がそのままバレエの第1幕になってましたよね。(第3幕では第1番の第2楽章が使われてた...)
まあ、ウチのサイトでは、ショパンはザックスのテーマなんですが(笑)

ショパンのピアノ・コンチェルトはヴィルトゥオーソ的要素が強い(つまり音楽の重心がピアノに偏っていて、オーケーストラの協奏的な響きが弱い)とよく言われてますが(オーケストラ版への編曲は他人がしたという説も)、比較の問題のような気がします。
勿論ベートーヴェンやブラームスとは比べるべくもありませんが、シューマンなどの「室内歌曲系」作曲家の曲と比べれば、たいして違わないんじゃないかと...(←偏見)

あと、個性の強いスター・ピアニストがそういうふうに演奏するから、というせいも多分にあるかもしれません。
演奏によっては、例えば第2楽章のファゴットとの掛け合いで、ファゴットがほとんど聞こえないという場合もあり、そうなるとこの曲の繊細な魅力が台無しになると私は思うんですが。
ショパンの作曲当時とはピアノ自体も違い、演奏形態としても、本来はもっと室内楽的でアンサンブル重視のものだったんじゃないかなぁという気がします。
バレエの「椿姫」にも、そういうこまやかな演奏の方が合うように思いますが、いかがでしょうか?