Living with a season! ~季節のある暮らし Vol.1~

福岡県で、料理&テーブルコーディネートの教室「Coordinare」を主宰するLEAFが綴る、暮らしを楽しむコツ。

かぶら蒸し

2012-01-17 23:01:26 | 日々のこと うちごはん
カブがたくさんあったので、かぶら蒸しを。
寒い日に、湯気のあがった蒸し器で蒸し物を作るというのは、体も気持ちもポカポカするので、大好き。

カブをすりおろし、ザルで水気を切り、ボウルに入れる。
海老は、いつものように、塩でよくもみ、片栗粉をまぶして、さらに揉み、水で洗って、汚れと臭みを抜いて、一口大に切って、カブのボウルに加える。
あとは、冷凍庫に残っていた銀杏と、冷蔵庫に残っていた春菊を茹でたものを、ざく切りにして加え、卵白を少しずつ加減をみながら、しっかりともみこんでいく。
本来ならば、アマダイなどの切り身を器に置き、その上から、このカブを乗せて蒸すのだけど、今日は、簡単かぶら蒸しなので、お魚は無しに。
湯気のあがった蒸し器に入れ、中火で約10分ほどかしら。
別鍋で作った銀餡をたっぷりかけ、ワサビを落として、できあがり。
ハフハフと、温かいうちに、召し上がれ。

今日は、久しぶりの晴天だったので、待ちに待った撮影を済ます。
とりあえず撮り終え、ちょっと一安心。ふー。

昨夜のプロフェッショナル、感動だった。
管理栄養士さんのお話。
子ども達が、苦手な食べ物も敢えて出して、味覚の幅を広げてあげたい、と言っていた。
「味覚の幅」と言う言葉、印象深い。
好き・嫌いは別として、どんなモノゴトも、知っておくと、ぐーんと世界が広がって楽しめるもの。
給食がない学校だったから、給食というモノに対しての思い出が全くなく、実体験がない故に、給食というのが、どういうものなのか、イマイチ理解できない残念な私なのだけど、「味覚の幅を広げてあげたい」「家族に作ってあげるような気持ちで、調理をしよう」と気持ちを抱いて、調理をしてくださっている方が作って下さったお料理をいただけるような環境の子供たちは、幸せだなぁ、と思う。
とても心にズシンとくる内容だった。


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