Living with a season! ~季節のある暮らし Vol.1~

福岡県で、料理&テーブルコーディネートの教室「Coordinare」を主宰するLEAFが綴る、暮らしを楽しむコツ。

お誕生日ごはん

2013-04-09 23:05:25 | 日々のこと うちごはん
数日前がRさんのお誕生日だったので、お誕生日ごはん(と言いつつ、復習レシピと試作)

↓長芋のロールクレープ
すりおろした長芋とメレンゲを合わせた生地に、海苔、アスパラ、大葉を芯に巻いて。
にんにく醤油で頂く前菜的な感じ。


↓小松菜とアサリのスープ
美味しいアサリの出汁ベースのとろみがついたスープ。今晩は、なんとなく肌寒かったので、とろみがついたスープで、よかった。


↓鶏肉のホワイトソースグラタン
鶏胸肉、スライスしたジャガイモ、キノコにパプリカ入りのホワイトソースのグラタン。ほんのりピンクのホワイトソースに仕上がるので、春の色合い。
鶏胸肉は、塩麹をまぶしたほうが、断然しっとり、美味しく仕上がる。タイムの香りが、ちょっとオシャレなテイストに仕上がるポイント。


↓マスコット
キャラメルクリームと、キャラメリゼしたスライスアーモンドのケーキ。
びっくりするほど美味しく、気づいたら、ホールの2/3を食べてしまっていた…。
今までの「うちお菓子」のNO.1だと思う。もっと練習して、上手にならなくちゃ。


グラタンのハーブとパプリカの使い方で、ちょっと議論に。
私は、個人的には、食べ慣れた味も好きだけど、まだ知らない味も知ってみたいと思うタイプなので、初めてのお味に出会っても、「へー」と思う感じで、そんなに違和感を感じることは少ない。
だけど、人は、それぞれの背景(環境)の中で、それぞれの味覚の幅を持っていて、その幅が広い人は、ハーブやスパイスの複雑な香りはアリと取るだろうけれど、幅が狭い人にとっては、「なんか変わった味」と取るのではないか。
人それぞれ、「おいしい」と感じるものは違うし、どちらが正しいとかではないのだけれど。
たぶん、家庭で根付くレシピというのは、あまり複雑なスパイスやハーブ使いがない、オーソドックスな味なんだろうな。
味覚の幅を考慮しながら、レシピを考えるのは、難しいなとつくづく思う。

そんなことを考えた、復習レシピ。