Living with a season! ~季節のある暮らし Vol.1~

福岡県で、料理&テーブルコーディネートの教室「Coordinare」を主宰するLEAFが綴る、暮らしを楽しむコツ。

ちょっと一息

2006-09-29 21:25:35 | 日々のこと 食べもの&おつかいもの
お友達から、素敵なクッキーを頂きました!
二期倶楽部のお土産で、楓の形をしたメイプルクッキーです
個人的に、葉っぱのモチーフを集めているので、かなり嬉しいプレゼントでした

そのクッキーを頂く時に、フレッシュハーブティーをいれてみました。
ミント&レモングラスをカップに入れて、熱湯を注ぎ、お皿で蓋をして、数分蒸らしたら、おいしいフレッシュハーブティーに
ポイントは、レモングラスです。
これは必ず加えないと、なぜだかハーブティーにならないそう。
あとは、お家にあるハーブ、なんでもOKだと思います。

LEAFのこだわりポイントとして、ハーブでミニブーケを作って、カップに入れるところ。見た目も、かわいいでしょう。ちなみに、リースにしても、これまたかわいい!ぜひぜひ、お試しください。

クッキーも、ほんのりメイプルの香りがして、とっても温かい気持ちになれた、一時でした

二期倶楽部
http://www.nikiclub.jp/

2006年9月のレッスン 3

2006-09-29 20:55:37 | レッスン フラワーアレンジメント
R’sサロンでは、生徒さんお一人ずつ、フラワーアレンジもやって頂いてます。
今月のお花は、テーブルのお花のイメージと同じです。

オアシス(吸水性スポンジ)にお花をさして頂くんですが、今回は黒のラッピングペーパーでオアシスと包み、ラフィアでキャンディ包みにして、花器を作りました。
これだと、長方形の花器を持ってなくても、すぐに花器の代用が作れますし、プレゼントに差し上げる時も便利です。ラッピングペーパーの色は、もちろんお花の色に合わせて、考えてくださいね。
このクラスでは、グリーンの菊が手に入らなかったので、ピンク系のアレンジに。
また、雰囲気が変わって、なかなか素敵でしょう


2006年9月のレッスン 2 追記・そもそも、「お月見」とは・・・

2006-09-29 20:42:10 | レッスン テーブルトップ
今月のテーマは、「お月見」だったんですが、そもそも「お月見」とはどういうものなのか、ここで少しお話したいと思います。(あんまり、真剣に考えたことって、ないですよね、きっと・・・)

旧暦の8月15日に行われるお月見を中秋の名月とよびます。日本では、平安時代に、醍醐天皇 が初めて月見の宴を開いたと言われてます。民間でお月見が盛んになったのは、江戸時代で、農作物を供え、 収穫の作業が夜まで続く時、明るく照らしてくれる満月に対して感謝と、豊作を祈願する意味があります。
お供え物は、すすき等の秋の草花を花瓶にさして、その横に月見団子を 三宝に入れて供えました。 また、月見団子以外にも芋、栗、柿、枝豆などを供えました。また、十五夜の月ではウサギがもちつきをしているといわれます。「もちつき」は満月という意味の「望月」にかけられているそうです。

こういうエピソードをふまえて、お部屋に秋の草花を活けられたり、お料理にお芋や栗を使ったモノを1品加えられたりすると、より「お月見」の雰囲気が伝わりやすくなります
今回お教室では、以前「和」の雰囲気のお月見を提案させて頂いているので、あえて「シノワ」の雰囲気にしております。
「お月見だから和」というのではなく、今回のように、1つのテーマを、「和」「洋」「シノワ」「エスニック」など、色んな角度で表現方法を考えたりするのも、テーブルセッティングの楽しみの一つになりますし、おもてなしの幅も広がると思いますよ

2006年9月のレッスン 2

2006-09-29 15:18:57 | レッスン 料理
お花は、こんな感じ。
この菊、名前は忘れてしまいましたが、輸入ものだそう。
菊といえば、昔はお仏壇のお花というイメージが強かったものですが、品種改良が進み、色も、デザインも豊富に、素敵になりました。
このグリーンの菊がメインのお花なんですが、上から雪柳の線をかけてあげることで、少し優しい雰囲気になります。
ヤマゴボウのような実ものは、籠の淵からこぼれるように活けてあげると、テレレンとして、かわいらしさが引き立つような気がします。

R’sサロンでは、「日常の食卓を彩る」事を重視しているので、テーブルのお花は、身近に手に入る花材で、チョコチョコっと活けます。
お庭に咲いているお花や、近所のお花屋さんで売っているお花でも、色合わせを考えてあげるだけで、ぐっとまとまって、上手に活けられると思います。
むしろ、お花は「色合わせ」が一番大切かも。



2006年9月のレッスン 1 追記

2006-09-29 15:06:54 | レッスン テーブルトップ
白のディナー皿に、小さな黒いモノが見えると思うのですが・・・。
その物体は、コレです。
可愛いお星様&ウサギちゃんです
お昆布でできております。
(注:私が切ったのでは、ありません・・・)

京都のお昆布屋さんで販売されている、おやつ昆布。
その名も、「星うさぎ」
なんとも、愛らしい名前でしょう。
ウサギさんの形も、尻尾のところなんか、とっても愛らしくて、見てるだけで
微笑んでしまいます。
「とても食べれないわ」と言いながら、結構食べてる私
お味もとっても美味でございます

知り合いの方のお宅に、お茶に呼ばれて出して頂いたのですが、あまりの可愛さに
自ら、お取り寄せしてしまいました。
今月のお教室でも、大ヒットで、またまたお取り寄せする事に。
東京の友達にも大好評で、どんどん「ウサコちゃんネットワーク」が広がっており、私の周りでプチブームです。

お月見と言えば、月に住むウサギちゃんの存在が気になるもの。
このウサコちゃんが、今回のテーブルのアクセントになってくれたようです。






2006年9月のレッスン 1

2006-09-29 14:53:52 | レッスン テーブルトップ
昨日で、今月のレッスンが一段落しました。
少し、ご紹介したいと思います

今月のテーマは「シノワなお月見」です。
そろそろお月見シーズンなので、「中華を頂きながらお月見をしましょう」という
提案です。

テーブルクロスは、インドネシアのバティック。
エスニックっぽい柄の大きなお花が描かれていています。色も、秋色でしょう。
そのクロスの上に、黒に金線が入った八角形のマットを位置皿とし、ディナー皿には白のプレートを使っています。
八角プレートを使っているのには、八角という数字が、中国では縁起がいいとされているから。それと色彩面において、今回は全体的にエンジの暖色系を使っているので、そこに黒をさす事により、全体を引き締める効果でも、この黒の八角マットを使っています。
(8角の「8」という数字は、は中国では縁起のいい数字と言われています。
「8」に「発」という意味をかけているそうです。発音が似てるそう。
「発」には、発展する/拡大する/大きくなる/金持ちになる/富む…などの意味があり、とても好まれる、縁起のいい数字なんだそう。)
グラスは、黒のシャンパントールを用い、えんじ色ナプキンを、蛇腹折にして、更に高さを出します。
箸置きは、黒の石をモチーフにしたもの、お箸も螺鈿細工が施してある、アジアンテイストを使ってます。
そして、お一人様ずつ、小さな急須を置いているのですが、これで中国茶を楽しんで頂くコンセプト。横にある中華のお花のお皿は、古典のレプリカなのですが、
これにドライフルーツなどを載せて、お茶菓子を召し上がって頂きます。
お花は、籠に活けます。(ちなみにこの籠は、福岡の某和菓子屋さんの籠です。
お菓子を頂いた時に、この籠に入っており、素敵だったのでとっておきました)
菊、紅葉の雪柳、ヤマゴボウなど、秋のお花を、ちょこっと活けてます。
キャンドルスタンドになっている黒い台は、実は、小さな花瓶なんです。
それをひっくり返して、底が見えないようにする為に、葉っぱを一枚あしらい、
今回はキャンドルスタンドに見立てて使っています。
わざわざ買わなくても、身の回りにあるモノの使い方の発想をちょっと変えると
また違った楽しみ方ができますよ

ちなみに「中秋の名月」、今年は10/6です。
きれいなお月様が、見えるといいですよね