50歳で始めた海外ひとり旅 と 自費出版

50歳にして「海外ひとり旅」の楽しさを知る。最近は野菜づくり、本づくりにも挑戦。

英国南西部への旅日記 No.22

2017年12月05日 00時18分48秒 | イギリス南西部へ

Seven sisters編 No.2  >

<<2017年6月6日>>

 ところで、Penzanceの宿では、ちょっとしたアクシデントに遭った。別に事故とかではなくて、
宿の部屋の鍵が壊れたのだ。夕食を調達するため部屋を出て、ドアを閉めようとしたが、なかなか
閉じなかった。鍵は一応、Auto Lockだ。泊まった当初からドアの開閉がギコチなかった。
それで、少し強く押したら閉じた。そのまま買い物へ行き帰ってきて、部屋の鍵を開けようと
したら、keyが回らない。これでもか、というくらい力を入れるが、びくともしない。
仕方がないので、オーナーにその旨を告げた。Keyが悪いのかも、ということで、予備のkeyを
使い開けようとするが、開かない。Keyの内部が壊れたようだ。開けるのを諦めて、オーナーは
金槌とノミ見たいな物を持ってきた。鍵の周りの木部を削り、強引に鍵を取り外すことになった。
すると、他の宿泊客が何事かと集まってきた。屈強そうなオジサンが、「俺に任せろ」と言って
鍵を使って開けようとするが、当然のごとくビクともしない。「潤滑油を持って来てくれ」と
言って、それも使ってみたが、やはりダメだった。そして、オーナーのやり方では、新しい
鍵を付けるときに困るから、ここは、専門家に任せるべきだ。ということになり、皆さんも
解散した。ということで、鍵屋へ連絡を入れ、1時間後にサービスマンが来た。
鍵穴を、かなり大きなドリルで削り、強引に鍵を取り外した。同じサイズの鍵の在庫は
ないので、1-2日後に取り付けることになった。オーナーは私に「鍵はかからないけど、
心配ないわ。ここに泊まっている人は、さっきの人達だから心配ないわ」と言った。
確かにそれはそうだろう。

 そういうこともあり、Londonへ向け出発する日となった。7時に食堂へ行った。
オーナーが、朝食は昨日と同じ感じでいいか、聞いてきたので、パンを減らし、
豆は要らないと伝えた。それを食べ始めたら、中年の女性(おばさんと言った方が合っているかな)が、
私のテーブルに座ってもいいかと言った。「OK」というと、椅子に座ったかと思うと、すぐに
話かけてきた。「日本人でしょ。私は人が好きよ。英国は何処へ行ったの?」ときた。私は、
Cotswoldsをメインにして、Cheletenham経由して、ここへ来た。英国は好きだ。今回で5回目だ。」と
簡単に話した。「次は何処へ行くの」ときたたので、「これからLONDONへ行き、明日はSeven sistersへ
行くつもりだ」と言った。するとでLondonからバスで行くのが便利で安いわよ。是非、そうしなさい。」と強く勧められた。
が、実は、私はそのことは知っていた。確かに何度も行った人にとっては、それが経済的な
方法だろう。が、Londonからの景色が単調なので、初めての人は、海岸沿いを走るBrighton経由が
お勧めだとの情報を得ていたので、その場は、「わかりました、ありがとう」と返答した。

Seven sistersへの生き方は、こちらのサイトが詳しい。

Penzance駅を08:44発の列車に乗り、London Padinngton駅には13:50頃に到着した。
乗車券は £63.70だった。

 この日の宿は、帰りの便を考えて地下鉄Earls Court駅から歩いて15分にあるHotelを確保していた。
14時にチェックインできるので、そのまま向かった。
場所は、前回、Scotlandへ行ったときに使ったHotelがあるWest Cromwell通りだ。

 宿はすぐに見つかった。



受付は、インド系の男性だった。
簡単な説明を受け、地下1階の部屋へ。
 予想していたのと違って、広い部屋だった。ベッドはDoubleだ。欲を言えば、Bath Roomが
いま一つだった。狭くはないのだが、寒々とした感じだった。
日本円で15,000円くらいで、LONDONだとかなりリーズナブルな方だろう。
 この日は、何も予定がないので、家族と友人のためのお土産を買うべく、Harrodsへ行くことにした。
前回来たときと、売り場の配置が変わっていて、食品売り場が少し奥の方へ移動していた。
なので、私とは無縁のFashionコーナーを通らないと行けなかった。高級ブランドが並ぶ売り場を
歩くのは苦手だ。ジャケットこそ着ていたが、パンツも靴もトレッキング用だし。
 とりあえず、チョコレートとクッキー売り場へ行き適当に調達。
そのまま、何処にも寄り道せずにHotelへと引き上げた。
 まだ時間は夕方の4時。なので、気になっていたことを解決しようかと思った。
それは、リュックのキャリアーを兼ねさせるための小さめのBagのことだった。
結構、乱暴に扱ったり、デコボコ道を引き摺ったので、伸縮できる取っ手が壊れていた。
 なので、適当な値段の物があれば、ここで買い換えようかと思っていた。
Earls Court駅付近は、いろんな店があり、それもブランド品を扱う店ではなくて、普段使いの
物を置いている店もありそうだった。
 が、適当な値段(1万円程度)の物は、日本製に比べるとかなり品質が劣る。
Hotelへの帰り道で、適当なレストランがあれば夕食を取ってもいいかと思ったが、
予想どおり、日本食は怪しい店だし、中華は高い値が付けてあるし、入りたいと思う店はなかった。
連れでも居れば、少し高くても入ってもいいのだが、一人だと味気ないので止めた。
 Hotelへ帰り、あらためて夕食の調達のために、スーパーを捜すために外へ出た。
Earls Court駅付近には、大型のスーパーはなかったので、反対方向へと歩いた。
7-8分歩いたら、右手前方に大型のスーパーらしき建物が見えた。
 TESCO Kensingtonだった。



 この画像の右側に少しだけ見えているのがそうだ。
 まさに、何でもありの大型のスーパーだった。
チーズの種類が多く、そして安い。Beef、Beer、サンドイッチを買って戻った。
 明日のSeven Sisters行きは、Victoria駅を8時に出る列車に乗りたいので、
早起きしなくてはならない。ということで、いつもよりも早めに寝た。









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