英国南西部への旅日記 No.19
< Minack Theatre へ >
風は強いし、雨も降ってきそうだったので、次の目的地 Minack Theatre へ向かうことにした。
タイミングよくバス(路線A1)がすぐに来た。結局 Land's Endには、1時間弱いただけだった。
15分ほどで、Porthcurnoに着いた。小粒の雨が降り出した。
すぐ傍には、広い駐車場があった。これは、電信博物館、ビーチ、Minack Theatre を訪れる
観光客のものなのだろう。事前に調べたとおり、近くに案内板があった。
< Minack Theatre への案内板 >
ちょっとだけ、ビーチへ続く道へ出てみたが、かなりの距離があるので、引き返しTheatreへ行くことにした。
眼の前の坂道を4人の若者が歩いていた。一人は傘もささず、雨具も着ていない。Tシャツに短パンだ。
< 私の前を行く若者たち >
400mほど進むと、駐車場があり、劇場の入り口もすぐに見つかった。
< 劇場への入り口を入ったところ >
階段を降りて直ぐに、右手の建物がVisitor Centre のようだ。中に入ると、受付があり、入場料£5を払うと
劇場へ通じる扉から中へ入っていける。
が、その前に身体も冷えていたので、同じ建物の中にあるCafeへ行くことにした。
2-3人掛けのテーブルが7-8脚あったが、満席だった。暫く待っていると空きが出たので、座る。
普通ならコーヒーを注文することが多いが、身体が冷えていたので、カプチーノにした。£2.2なり。
ゆっくりしたかったが、席が空くのを待つ人もいたので、席を立ち、外へ出た。
< 劇場を見下ろせるCAFE >
風はさらに強くなった。劇場の全体が足元に見渡せるが、とても「感動する」には風が強すぎて
じっと立っていられない程だ。
観光客もまばらだ。お歳寄りなど、突風があるとよろけたりしていて気を付けないと危ない。
通路は、それほどでもないが、客席そばは、傾斜も強くなっている。
< 劇場全体 >
< ステージ近く。 >
< 何か特設ステージを作っていた。 >
< 風が強いので正面を向いていられない。>
< 劇場の左手には、綺麗な砂浜がある。でも海は荒れていた。>
< 動画を撮ってみた。>
すごい風の音ばかりだ。
ここも、そう長くは居られそうもない。Visitor Centreへ戻り、併設されている展示場に入る。
そこは、野外劇場を独力で作り上げたRowena Cade(ロウィーナ・ケイド)の生涯に関する
資料が展示されていた。あらためて、すごいことをした人だと思った。
天候が良ければ、Land's End とこの劇場付近で、夕方近くまで時間を潰すつもりだったが、
予定を変更して、Penzanceへ引き返すことにした。なぜなら予定していなかった St Ives へ
行けそうだったからだ。
Porthcurnoへ急いで戻ったが、11:45発のバスは出たばかりだった。次は1時間後だ。
雨は本格的に降り出したが、停留所では雨を防げない。周囲を見ると「電信博物館」の看板が
あり、Cafe Telegraph とも書かれていたので行くことにした。
思った以上に中は綺麗だった。展示品を見ると、何だか昔見たことのあるものがあったりした。
私が若い頃(40年ほど昔)に、働いていた職場(Cost radio station)を想起させた。
興味があったが、時間がないので、Captinoだけ飲んで、停留所へ戻った。
暫くするとバスが来て、一旦、宿へと戻った。