この世にいてはならない人

　ミサイル(ロケット)発射を受けて、日本が示した制裁措置に対する対抗策として、

　北朝鮮が、拉致問題特別調査委員会を解体するという。

　他国民を拉致しておいて、探すふりをして、探した気配もない。

　「拉致問題特別調査委員会」とは笑わせる。

　すべて当局の監視下にあるものを、探すも探さないもない。

　生存しているとしたら、すべて金正恩が把握しているのだから。

　拉致被害者の家族は、胸がかきむしられる思いに違いない。

　他国が他国を否定していい根拠は何一つないが、

　国家の体をなしていない独裁組織、北朝鮮はこの地球に存在してはならない数少ない存在だ。

　そしてそのトップである金正恩はこの世に存在すべき人物ではない。

サバを読む

　確定申告が始まる前、１月の下旬に、お客様に一通のハガキを送る。

　「２月１５日頃までに資料を揃えてください」。

　お客様は、およそ次の５つに分類される。

　①　何も言わなくても自分で揃えて持ってくる人

　②　ハガキを見て、２月１５日までに持ってくる人

　③　ハガキを見ているのだが、それに拘わらず２月中に何とか持ってくる人

　④　ハガキは無視して、３月になって持ってくる人

　⑤　いつまでもいつまでも持って来ない人

　そんなことだろうと思って、こっちも２月１５日までに用意してくださいと言っているのだが

　別に２月１５日までに用意できなくても、十分間に合うのだ。

　ようするに、サバを読んでいるのだが、そんなことは先刻承知のお客様がいる。

　５００件もの申告をこなすにあたり、２月１５日までに全員持って来られたら

　こっちがパニックになる。

　よくできたもので、ハガキを出そうが出すまいが、だいたいきれいにバランスが取れて

　早め、普通、遅め、超遅めに分かれるのである。
　

　

分岐点

　人間はいつかの時点で猿と分かれて進化したと言われている。
　
　このたび、エチオピアで2006～07年に見つかったゴリラの祖先とみられる歯の化石について、

　地層を詳しく調べ直した結果、約800万年前のものと分かった。

　チャドでは、最古の人類「サヘラントロプス」の頭骨化石が見つかっており、700万～600万年前と推定されている。

　アフリカで発見された他の類人猿化石の年代も考慮すると、人類がゴリラの祖先と分かれたのが約1000万年前、

　チンパンジーの祖先と分かれたのが約800万年前との学説に合うという。　

　そういえば、われわれが中学生の頃は、クラスに必ずひとりはゴリラか人間か見分けがつかない奴がいたものだ。

　毛深くて、頬骨が張って、ちょんマゲを結ったらそのまま武士になるような奴もいた。

　当時は、そういう言葉すらなかったが「オネエ」もいた。

　いつのまにか、男の子も、色白でツルっとして髪がサラサラになってきた。

　これも進化なのだろうか。

　

髪切り2000万

　ホントか嘘かは判らない。

　ＡＣミランの本田選手が、あの金髪ヘアを保つのに、日本から美容師を呼び寄せていて、

　その金額が年間２０００万円だというのだ。

　１年に２０回呼び寄せるとする。

　ビジネスクラスで往復して１回７０万円、１回分の滞在費とカット料金と旅費日当で３０万円。　

　合計２０００万。こんな内訳だろうか。

　美容師をイタリア・ミラノに常駐させたほうが安くつくに違いない。

　ちなみに、私はおおよそ４５日に１回くらい髪を切る。

　１回の散髪料金が３５００円。

　３週間に１回、自分で髪を染め、その毛染めの代金がZAGZAGで年間３０００円くらい。

　１年で３万円ちょっとで髪を済ませている。

　この違いは何なのか。
　
　

0.43%

　ゼロ金利の影響なのだろうか。　

　銀行の動きが活発になっている。

　ある企業には、「２億円で、0.43%」の融資の提示があったという。

　２億円借りても、１年で８６万円の金利しかつかない。

　業績のいい企業にはこうした提示が来る。

　一方で、銀行に資金がダブついていても、借りられない企業もある。

　銀行もボランティア組織ではないのだから、当然ではあるが、

　ある弁護士の言った言葉が心に残っている。

　「サラ金より銀行の方がよっぽど悪どい」。