桒田三秀税理士

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年収

2018-11-19 22:57:35 | 日記
 日産のカルロス・ゴーン代表取締役会長が、金融商品取引法違反の疑いで逮捕された。

 容疑は、有価証券報告書に自身の役員報酬を約50億円過少に記載した有価証券品取引法違反。
 
 5年間に計約99億9800万円の報酬を受け取ったのに、計約49億8700万円に圧縮して記載したという。

 1年平均では約20億の報酬を貰っていたことになる。 

 ちなみにもトヨタ自動車を率いる豊田章男社長の役員報酬は3億8,000万円。

 上場企業の社長の役員報酬トップはソニーの平井一夫会長で、約27億1,000万円。

 平井氏に続く第2位~4位はソフトバンクの外国人役員がずらりと並ぶ。

 約20億1,000万円のロナルド・フィッシャー氏。

 約13億8,000万円のマルセロ・クラウレ氏。

 そして12億3,000万円のラジーブ・ミスラ氏が続く。

 一方で、彼らを率いる孫正義社長の年俸は約1億3,700万円に過ぎない。

 意外に思うかもしれないが、大株主でもあるオーナー経営者に共通する「事情」がある。

 オーナー経営者は、大株主でもあるので、役員報酬は比較的少額でも

 会社が儲かることによる、株主配当が半端ないのだ。

 そして配当によって得られる所得の税金は、同額を報酬でもらうより、かなり安い。

 従ってこうしたオーナー社長は、所得の割に納税額が低いのだ。

 
 たまに税金のことを書いたら、税理士らしいじゃろ?