
最後に残ったGSXシリーズ FUELタンクのサビ取りにつづいてキャブレター

もうこのレベルになると壊さずに分解できるかどうかが肝

奥のほうにねじ込まれてセットされているアタマの小さなジェット類はチカラまかせに回そうとすると、ほぼ崩れてしまい取り返しのつかないことになりますから
集中力をもって冷静に慌てず作業を進めないといけません。

アタマのマイナス溝が開いてしまったジェット類は交換しておかないと「次回」が不安 (^_^;)
それでも古いバイクになるとキャブレターのインナーパーツは販売終了のものも多いので
完璧に汚れを除去できても、完全に機能が回復するとは限りません。

FUELタンクにバキュームオートコック、フロートとニードルバルブで正しい油面になるところまで
これで完全に回復です。

つづいてキャブレターを装着しエンジン始動かと思ったら…
スターターモーターが無反応

故障も消耗もしていなくても、長期不動ゆえにブラシの接触不良によって電気が流れないという
こんな珍しいことにもなっていて…

そして遂に再始動
おそらく12年ぶりくらいではあったと思われます。

いつもどおりの調整でこのまますんなりと仕上がるとは思いませんけど
まだまだ作業はつづいていくのです… それにしても時間がかかります。






