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クロキライディング

いつだってバイク

これからデス

2021年11月25日 23時53分38秒 | メンテナンス

極低回転域の不調のためキャブレターの点検と調整をご依頼いただいていました900SS

この秋の絶好の日和を好調なドカティで走ることがままならなかったようで

大変お待たせをしてしまいました。

その間に季節も進んでしまい朝晩の冷え込みも厳しくなってきたところでようやくお預かりできました。

あーもう秋が終わってしまう。。。と冗談で嘆いていらしたオーナーさん

不調の原因も大したことではなくて、通常のメンテナンスとキャブレターバランスの取り直しで

好調を取り戻しましたのであと少しのベストシーズンに間に合ったのではないかと思います。

 

久しぶりにベベルを走らせましたが、

季節…まだまだ大丈夫。

と言うかこれからじゃないですかね~

空冷エンジンに引き締まった風が当たり、良く冷えよく燃えている感じ。。。

色褪せた風景をバックに独りで走る孤高なイメージにピッタリのお姿

と言うことでお待たせしましてすみませんでした (^_^;)

 

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レザーパンツ

2021年10月30日 02時46分15秒 | メンテナンス

先日のBMWに続いて今回もオーナーさんの愛情深き「ルマンⅢ」

車検だからと言うわけではありませんがしっかりと乗っていらっしゃいますから

点検項目もオーナーさんにお決めいただいております。

 

こちらも定番、ヘッドのトルク管理とバルブクリアランス調整。

 

 

点火方式はバッテリーポイントで遠心ガバナによる進角。

点火時期の調整と言うことになりますが、SPⅡの介入によりセミトランジスター化されていますから

このままエンジン回してもココにスパークが出てしまうことが無いおかげで

コンタクトブレーカーポイント面の荒れや消耗は皆無。

 

ポイントのギャップを調整するのはクランク角に対しポイントが閉じている時間を正しく設定するためでもあるのですが

これについてはSPⅡのアンプが計算してくれるのであまり拘ることは無いと思いますが、

調整のご依頼ですからそこはきちんと合わせておきます。

 

そうしてやっと点火時期

でも最もリアルなのはストロボライト (^_^;)

何度も何度も繰り返してドンピシャに。

 

もともと好調だったのですが…グッチひと筋のオーナーさんなら違いを感じてもらえますかね。

最後に試運転

もう永いこと作業をさせてもらっていますが、これまでペラペラの作業服でしか走らせたことが無く。

一度しっかりと準備して乗ってみたいと思っていました。

 

ゴツゴツとしたやや硬めのシートは角が立っているうえに滑りやすくて形状もフラットなので

加減速でバイクの動きについていくのに下半身をしっかりと使わないといけないし、

自然な位置に着座すると膝はヘッドカバーにモロに触れているので熱くて痛い (^_^;)

なので今回は初めて着替えて乗りました。

レザーパンツの滑りにくいこととしっかりとした厚さの膝プロテクターのおかげで

下半身の負荷は大幅減。

摩擦力だけでカラダがバイクから逃げないので、意識と集中力を操作だけに向けられるから走る満足感も高まりました。

 

楽をしたいからなのではなくチカラの入れどころの効率が良くなるのが歓迎できます。

またひとつ850ccルマンの気持ち良いところがわっかたように思います。

今回はとても乗りやすい印象だったけど、僕もまだわかっていないのだから人に伝えるのは難しいバイクです。

 

 

 

 

 

 

 

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異常燃焼

2021年10月27日 20時18分43秒 | メンテナンス

車検のため2年ぶりにお越しのバイク。

車庫保管で外観も美しく維持されていまして、消耗品の摩耗も見られず

点検と軽い調整だけで車検は問題ありません。

 

ところが最後の試運転で、稼働するエンジン音の中に聞き捨てならない異音が混じっています。

そして強く加速をしようとするとやっぱり…

燃焼室内の異常燃焼「ノッキング」ですね。

 

そうそう点火時期が狂うような仕組みでもありませんし、自然発火するような堆積物を燃焼室に蓄えるようなエンジンでもありません。

これはもうそれしかないだろうと燃料タンクキャップを開けて匂いを嗅ぐとやっぱりそう。

ガソリンが劣化しています。

 

エンジンが低負荷運転をしているだけならほとんど気付きませんが負荷が大きくなればなるほど

キンキンキン…と軽快で高音階な異音

だけどエンジンにはかなりよろしくないのでこの劣化ガソリンは何とかしないと。

キャブレター車ならとっくに何らかの不調を訴えているはずですが、インジェクションですからそれなりに平静に見えたりもするものです。

形状の複雑なタンクから劣化ガソリンを抜くのも簡単ではありませんから、ここはオーナーさんと相談し

メーターオンボードコンピューター上であと77Km走れることになっている数字をできるだけ小さくなるところまで

僕が走り込み新しいガソリンを給油し、その後症状が無くなるところまで見届けることになりました。

 

 

低負荷運転を心掛け、のんびりと流して流して

早くガソリンを減らしたいのだけど、これは燃費の良い走り方 (^_^;)

表示の信憑性のこともあるのでこのくらいになったところでハイオクガソリンを給油完了。

再スタートしてすぐにとは言わないけどポンプやフィルター内のガソリンが入れ替わるころに本来の応答性と加速力がみるみる回復。

全てのエンジン回転数と全域負荷を試して回復を確認しました。

あとはもう一回、近日中にこのガソリンを消費して新しいガソリンを給油することを

オーナーさんにお願いして作業完了とします。

オーナーさんにお伺いすると今のガソリンかなり前のものでした。

 

ガソリンの劣化はその影響がいろいろなので

当方在庫車両に見られたならば中身を取り出してみないと安心できないくらいのもの。

 

でも今時「ノッキング」なんてこんなことでもない限り体験することありません

劣化してしまって抜き取ったガソリンは処分にも困るのでウチの軽トラに薄めに投入して消費させることも多く、

そんな惨いことしているのに。。。

 

先日迎えた20万Km(到達の瞬間は見逃しました)

まあどこに行くにも軽トラ

ミニバイクで動くよりも軽トラに飛び乗るくらいですから

年に数回のツーリングで留守にしているとき以外に乗らない日はありません。

おかげで燃料トラブルは一切無し。

やっぱり乗ってあげないといろいろ起こりますね。

 

 

 

 

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通勤バイク

2021年10月25日 01時13分50秒 | メンテナンス

8年間ガレージで眠っていたR80を

通勤車両として起こしてから早いものでもう2年。

使用を再開してからの数々のトラブルも解消させながら今回車検を迎えました。

走行距離は9000Kmほど…

あれこれ交換時期を迎えるちょうどいい距離ですね。

前回、前後新品で走り始めたBT45も直後にBT46が発売になり

ちょっとタイミングがよろしくなかったかもと思いましたが、

次回BT46を装着すれば、新旧両方使えるのだからと良いように解釈しました。

初期のBT45のフロントタイヤは素人ながらに、何となくちょっと受け入れがたい印象でしたが

ある時期から仕様変更されて以来、我がK75Sにおいても良いフィーリングで

サイズラインナップの多さとどのバイクと合わせても間違いのない定番のバイアスタイヤと認識しております。

摩耗していなければ、R80とR100のステアリングを振れ難くしてくれるのも良いです。

 

定番と言えばOHVフラットツインのバルブクリアランス調整。

クリアランスもですけど、シリンダーヘッドの締め付け具合も重要で、

走行を重ねると変化していくだけに、クリアランス調整前に必ず締め付けるのですが

プリセット式のトルクレンチはトルク変化の過程が見えないので使いません。

旧いバイクはトルクの値だけに頼るとネジ山が負けることが少なくないので

心配性の僕はトルクレンチと普通のレンチの手応えとの両方で様子を見ながらトルクを高めていきます。

 

上限まで遠慮なくエンジンを回すオーナーさんですから、少しでもバルブの動きが遅れないように

バルブスプリングリテーナーをチタン製に交換したのが30年前、

クリアランスもやや広めに調整しています。

 

2年前にできる限りのオーバーホールをやっているヨシムラTMR-MJN

ヨシムラでなければ分解してはいけないことになっているスロットルバルブと「マルチプルジェットノズル」

このたび、オーバーホールとその先にあるVシールの交換の予約をしているので、それによりどう変わるのか…

当然そこだけを体感したいので、フィーリングに影響の出やすいバルブ回りの調整は今のうちにやっておこうと言うもの。

 

予約のFAXに始まり、様々な段取りも含めて完結まで2カ月以上を要する(費用もそれなりに)わけですから

あれもこれも一遍にやってしまうとたとえそれが良い結果だったとしても

何がどれだけ良かったのかわからずじまいで「結果オーライ」と大雑把なことになるのではないかと言う懸念から

その時には他にフィーリングに影響がありそうなことは一切やらないでいようと、

バイクにだけは辛口でバイク屋等の言うことをすぐには信じることの無いオーナーさんと、

バイクのことについて未だにあれこれ断言できる勇気のない僕とで一致しました (笑)

 

キャブレターメンテナンスを外注に出すのは初めて

極低速域が新品の時のようになる見込みデス (^_^;)

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メカニカルシール

2021年10月18日 02時13分24秒 | メンテナンス

 

 

6月に納車したF800R

ウオーターポンプのメカニカルシールより時々の水漏れ

メカニカルシールの特性上、始動時の瞬間に一時的ににじむことは無くはないので

そのまましばらく様子を見てもらっていましたが

一時的と言うには量が多いし、黒いエンジンでクーラントの水が揮発してしまうと

とても見苦しく目立つので、当方でシール交換をさせていただきました。

 

漏れを知らせる穴から冷却水が漏れることはよく見られるエンジンのようですけど

当店ではほとんど発生してはいませんでした。

 

 

 

冷却水の量は決して多いほうではないのだけど

どんな使い方をしてもオーバーヒートの心配をしたことはありませんね。

 

メカニカルシールはユニットで交換する仕組みだし

感覚に頼りながら抜き差しする箇所も少ないので

ドライブギヤが対策後のプラスチック製ギヤに変わっているモデルならば作業は明快。

 

 

クーラントのエア抜きと温度変化を確認して作業完了。

今年は水のシール交換をよくやりました。

予報通り、今日から一気に秋が深まった感じ。

ウエアやバイクにあまり頼らずにベストシーズンを感じていられるのはほんの少しの間だけ…

楽しんでくださいませ。

 

 

 

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想定外 

2021年10月07日 23時13分16秒 | メンテナンス

この前の日曜日、急患でロードサービスにて搬入された125ccスクーター

予約で詰まっている日曜日にイレギュラーに対応するのは難しいのですが、

当方にて販売の車両ですから急遽できるだけの対応をするのだけどこれが大混迷。

よくあるFUELポンプの点検に始まり、あれやこれやと進んで

もうこれ以上に疑うべきところはないんじゃないかと思われてからもなお

しぶとく故障探求を続けた結果。。。

 

FUELタンク内に異常な液体の混入を発見。

一度は覗いていますが、ガソリンの量も多かったし完全に分離してタンク底にある液体は

色も白っぽくてすぐに見分けることが難しい状態。

 

まだタンク内にサビが発生していないようですから、混入(いや投入)されてから間もなくの不調でレッカー要請と言う流れではないかと思われます。

普通、ガソリンタンクキャップはキーが無ければ開けられないことになっているのですが、

オーナーさんの日頃の習慣をお尋ねするとやっぱり (^_^;)

 

 

そうとなれば完全回復を目指すには一刻を争うのです。

燃料系に水分は大敵。

過去には水没車(川だったり海だったり)に何度となく救命処置みたいなことを

営業時間に関係なく続けたことがありますから、このままひと晩置いてしまうと取り返せなくなる可能性が高くなるのはわかっています。

FUELタンクにポンプにスロットルボディーのインジェクター内に留まる水分を完全に追い出すまで

ひたすら排出作業。

 

ん~ 牛乳? いやカ〇ピ〇? とするとウオーターなのかソーダだったのか…

 

そう言えば作業台の下に放置していた別の液体のことを思い出しました。

250ccのネイキットバイク、オイルプレッシャーが低いとの警告が表示されるらしくて

こちらの故障探求も混迷を極め何日もかかりっきりで取り組みましたが

結局のところ、エンジンオイルに異物混入(いやコチラも投入)

こちらはメーターに警告が出た後、オーナーさん自らオイルを交換してみているので

あとから僕が故障探求のあげくにオイルを抜き取った時の異常性が薄れていたのでなおさら迷いました。

全ての出来事がつながって説明がつくようになって、あとは何を投入されたのかだけ。

オーナーさん曰く「タピオカでも入れられたんですかね~」

ちょうどそのころ大流行していましたから、それまんざらでもないかも。

後はなめてみるしかない、修理のためには遂に「味覚」も使うことになるのでしょうか。

 

治ったからと言って心が晴れる修理ではありませんし、作業後の疲労も過大。

「いたずら」なんて笑い事ではない悪質な行為…酷いことしてくれますね。

 

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ウイッシュボーン

2021年10月03日 01時53分46秒 | メンテナンス

 

今日はず~っと前からご依頼をいただいていたサイドカーをお受けする予定日。

 

 

朝一から車両をせっせと移動してスペース確保。

 

何名かお見えになるウイッシュボーン構造のNKオート製のサイドカーはサイズも存在感も大きくて

ウチでお預かりするには完全にサイズオーバー。。。

作業内容を細かく刻んで極力日帰り作業になりますようご協力いただいております (^_^;)

 

 

 

サイドカーとは言え僕が作業するのはたいてい本体BMWのほう。

どの縦置きKシリーズも相当に年数を経過していますから

燃料系のコンディションは把握しておかないと

いろんな不調の出かたをしますからね。

 

タンクキャップを外せば奥の方まで見渡せるアルミタンク

ありがちなトラブルの予兆も見られず作業は予定通りに完了です。

 

サイドカーのお客さんたち、けっこう遠くまで足を延ばされているんですよね(最近はコロナで控えていらっしゃるようですけど)

僕なんかはもう近場ばかりウロチョロするだけで、ツーリングらしき事やっていないので

せめて外に出した時くらいは用事は無くても極力乗るようにしています。

だから今回も夕方前に少しだけ。

当方のEML製は当然のごとくアールズフォーク

オリジナルを優先したかったので5本使われている「KONI」をレストアの時全品再メッキでリフレッシュして使い続けています。

良いのかそうでないのかわかりませんけどサイドカーメーカーと同じオランダ製と言うことで採用。

機体の台数経験が少ないので正しく受け止めているのかわかりませんが、

しばらく乗っていなくても何故か運転は下手にはならないし、乗るのが嫌になることもないから維持活動は続きます。

 

 

 

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小出し

2021年08月25日 00時06分38秒 | メンテナンス

これまで大きなトラブルも無く、消耗品の交換程度と各部メンテナンスで順調に快走していたKTM990スーパーモトでしたが、先日お一人で走行中なんだか変な匂いがしたそうで…

バッテリーの過充電ではないかとのお問い合わせがあり、いろいろお話を伺ったところ、多分その通りです。

「また近いうちに乗っていきます」とのことですが

次は多分スターター回りませんよとお答えすると

後日やっぱりそのようで、早速軽トラで引取りに行ってきました。

 

取り付け位置やその他諸々のことを考えて、メーカー純正パーツでは無いレギュレートレクチファイヤーに変更することに。

それでなくてもかなり発熱するパーツなのに高温のエキゾーストパイプのすぐ上にあるものだから、もう心配になるくらい熱々でしたもんね。

故障探求を始めてもなかなか症状が現れず数時間費やしたところで、

かなり激しい過充電状態の発症と、同時に液晶メーター表示の誤作動。

そういえばメーター誤作動の件はもう随分と前からオーナーさん訴えておられまして

稀に起こる一時的なことで走行に大きな支障はないから様子を見る姿勢でいたはず。

と言うことはこのレギュレーター、随分前からトラブルを小出しにしていたと言うことでちょっと珍しい事象。

やっぱり990LC8はエンジンも車体も刺激的

症状出るまで苦労したぶん解決した充実感によりチャッカリとメンタル良好ですから

このスパルタンさもウエルカムですね。^_^

 

そう言えば、エンジン組立てになかなか向き合えないない990アドベンチャーも早くなんとかしたい。

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テイスト

2021年08月17日 02時06分00秒 | メンテナンス

当店在庫のモトグッチV7ストーン

フロントフォークが素直に伸びてこない手応えだったので

長い間部品の入荷待ちをしていたフォークブーツの交換のときダストシールを外してみると

これはよく見る現象ですが、オイルシールの骨格の金属のサビが成長しシールリップがインナーチューブを圧迫。

 

距離も走っているのでついでにやっておこうと、シール類も発注しておいてよかった。

「KAIFA」とあまり聞きh慣れないメーカーのフロントフォークですが

内部は特に問題なく基準値にて組み立ててスムーズな動作を取り戻したようです。

オイルシールがこんなことになっていてもオイルが漏れない(いつかは漏れるけど)フォークもあれば

こまめにケアし続けていてもちょくちょくオイルリークを発生するケースもあるので

フロントフォークはデリケート (^_^;)

 

ご自分のバイク、ダストシールを外してその奥のオイルシールの様子を見てみるのもいいかもしれませんね。

 

フロントフォークの動きが良くなったところで早速試運転してみたかったけど

さらに欲が出てステムベアリングをどうしても見ておきたくなりまして

追加の作業…外は土砂降りだし。

 

 

 

スポーツバイクのような脚ではないけれど、そこに不調が無くタイヤのコンディションも良ければ

テイストだけでなく、自分なりのスポーツライディングも可能なようですから、

この先天候が回復したら少し多めに試運転してみましょう。

ちょっと楽しみ。

 

 

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日本の夏

2021年08月08日 21時39分27秒 | メンテナンス

またまた冷却系の修理作業です、たまたまですけど今シーズンは続きますね。

 

F650GSのシングルもエンジンはロータックス製(シリンダーヘッドはBMW製でしたかね)で

欧州車スポーツシングルに多く見られる飛びぬけたパフォーマンスはありませんが、

エンジンフィーリングがマイルド(パワーが無いと言うことではなく)で乗り手を急かすものではない、

角の無い鼓動はオンオフ問わず長時間のライディングを可能にしてくれそうだし、

一目惚れはされなくても、乗り込むほどに理解されていくような…

刺激を求めて乗り換えると、後になってまた懐かしくなるようなバイクではないかと思われます。

 

 

今回はウオーターポンプシールではなく、その奥のオイルシールからの漏れで

液漏れを知らせる通路から見えるのはエンジンオイルのほう。

 

ここもやっぱり欧州シングルらしく「水のシール」はメカニカルシールではないので

当然、ポンプシールも交換ですね。

 

コンパクトでフリクションロスの少ないほうを選んだからなのか

やっぱり定期交換が前提なのかも。

 

ロータックスエンジンによく見られるプラスチック製の歯車も点検して作業完了。

 

それにしてもこの日も暑かった。。。

冷却水の最高水温までの変化をメーター上と肌感覚で感じるにはとてもわかりやすい季節 (^_^;)

 

オリンピック開催中の日本の暑さに、欧州は人もバイクも参っておられるハズですよ。

 

 

 

 

 

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