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クロキライディング

いつだってバイク

プリロードアジャスター

2022年05月18日 21時11分14秒 | メンテナンス

しばらくの付き合いだったDL1000

それほど注目度も高くないだろうと、販売よりも乗ることに力を入れていたものだから、

振り返ると気になるところを随分と修理したり部品交換したりものだと

記録をたどりながら感心しております。

 

そして最後の部品交換。

ダイヤルを回すだけで油圧によってスプリングプリロードが調整できるハズなのですが、

ここに来た時から油圧の効きが悪くて、めいっぱい締め込んでも最弱からほんのわずか

プリロードが強まるだけでほとんど効果なし…

普段、サスペンションについては故障でもしていない限り

あれこれご提案させていただくことはしていません(問われなければ)

不具合をご指摘することは出来ても、こうあるべきだと言う正解はご提示できませんから

これはもう力が足りないと言うこと (^_^;)

 

でも、バイクに載っかるモノの重さが変わって車体の姿勢が変化したのならプリロードの調整で元に戻す方向に

調整した方が「良いことが多い」と言うことだけは誰にでも言えるので、ことあるごとにお勧めしております。

とは言えピンスパナを出してきて狭いところに手を突っ込んで、簡単には回せないリングナットをしょっちゅう回してやりましょう

とは言わないけれど、工具無しで素手でカチカチ回してプリロード調整ができるなんてのはそれはもう素敵なことなんだから、

この機能が使えないまま新しいオーナーさんにバイクを渡すと言うわけにはいきませんでした。

それでなくてもシート高が高いのだからこれ以上高くなっては困るといった心配もあるかと思いますけど

それとこれとは別のハナシ。

 

 

どこと言って際立ったところはありませんでしたけど

いろんな場面で実に頼りになったし、良いタイヤとの組み合わせもあって

距離も走れるし短距離スプリントも可能、あらゆるステージで快走を楽しませてもらいました。

このまますぐにでも北海道にだって行けるコンディション。

楽しんでもらいたいデス。

 

 

 

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復活

2022年05月17日 00時33分07秒 | メンテナンス

先日のK100RSに対して4分の3のエンジンの長さ(イメージですけど)の3気筒。

 

たしか3年くらいは動かしておらず、時々エンジンだけは始動させながら維持していたのですが、

この先のツーリングに向け、その使い方に合うバイクが無くなったからと言こともありまして、

急遽起こすことになりました。

10年前、部品取りの不動車状態からの再起作業時に交換した燃料ホースもさすがにこの先の不安がありますから、

FUELタンクの外で燃圧のかかるところは全交換。

 

取り回しに合わせた形状を与えられた純正のホースも入手が難しくなっているので

今のうちに交換しておいて、せめて僕のライダー寿命だけでもカバーできるよう努めます。

 

ゴム系のパーツが弱いと言われることが多いのですけど

縦置きKシリーズのラジエターホースはなぜだか丈夫。。。

唯一、カウリングステーとの干渉でストレスがかかっていたホースだけ他車流用で交換しましたが

それ以外のホースは手に入るものだけでもと、オーダーしておきましたが

これ交換する時が来るのだろうか (^_^;)

 

適当に取り出していたUSB電源ソケットも、これを機にリレー回路を仕込んで

対お客さんレベルできちんと装着しました。

 

トランスミッションとファイナルギヤは全く問題ないのでオイル交換のみ。

 

要注意のFUELタンク内のコンディションは良好なのでそのまま。

ココから手を突っ込めば出先でも中身を取り出すことが可能なので

小物入れの中に予備の燃料ホースを常備しておけば道端でも何とかなるでしょう。

 

先日のK100RSと比べたくて同条件のBT46を使いたかったのだけれど、欠品のためミシュランのロードクラシックへ。

違うタイヤで両車のハンドリングを言い当てられるほど鋭い感覚を持ち合わせていないので、これは悔やまれるところ。

 

ゴールデンウイーク後半は好天に恵まれました。

3年ぶりに各観光地では多くの人出が見られたようで、渋滞の情報も聞こえてましたが

中国山地のワインディングには関係のない話。

 

新緑が映える渓谷などを眺めながら5月の風を切り裂きました。

今年の桜は早かったようで、僕の走ったエリアでは「ソメイヨシノ」の花を見ることは出来ませんでした。

 

超ロングツーリングにはどうかと思いますけど表情豊かなK75S

旧いとは言え、インジェクションモデルですから

標高高~いところも大丈夫。。。のハズ (^_^;)

 

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大型連休

2022年05月01日 03時46分26秒 | メンテナンス

最初にご依頼のお話をいただいたのが、たしか一年前くらいの春だったでしょうか…

せめてシーズンオフと言われる時期でなければ作業に入ることが難しいと言うことで1シーズン待っていただくことにしておりましたが、

あっという間にシーズンオフにになり、このままだともうひとシーズンお待たせすることになるのではないかとひやひやしましたが、

なんとか冬が終わる少し前に作業開始とすることができました。

 

僕の前職場で車両の購入をいただいてからのお付き合いのゼファー750も順調に走行距離を重ね、

この先も永く乗り続けたいと仰るオーナーさんの思いの熱さをしっかりと聞き取りそして汲み取って作業内容を決めました。

エンジンの分解組立はその作業の多くが掃除と測定だと言われますけど

今回もやっぱり手強く、とは言え内燃機加工の業者さんにお渡しするには

きちんと仕上げてもらうためにもこちらが手を抜くことは許されませんから

ここは礼儀とわきまえて根気の作業です。

 

 

内燃機加工が前提でしたけど、どのくらい摩耗していたのかをおしらせすることと

再使用でも全く問題が無いパーツもあるので測定は欠かせません。

 

 

僕の作業も立て込んでいますけど、昨今の内燃機加工業者さんの状況も凄いことになっていらっしゃるようで、

人手不足と、そもそも業者さんそのものの減少により相応に時間がかかることは覚悟していたけれど

それでもまだ見通しがかなり甘かったようで、延べ作業日数を大幅に延長せざるを得ないことになりました (^_^;)

 

ピストンとシリンダーのクリアランスは標準値から外れかかっているけれど使用限度にはまだ遠い。

だからと言って再使用ではオーナーさんの思いにそぐわないので新品のオーバーサイズピストンに合わせてシリンダーボーリング。

 

指定通りドンピシャのクリアランス。。。

バルブシートカットにバルブガイドの打ち換え。

 

やっぱり内燃機加工業者様の仕事は正確です、業者さんがいらっしゃるだけでもありがたい、

どうかこれからも営業持続されますように。

 

通り道にある消耗パーツも全て交換し、腰上と言われるところは全てリフレッシュできました。

 

 

 

毎年、大型連休前までに…

と言ったことで僕もかなり張りつめて作業にに没頭するのですけど、人ひとりの作業量なんて知れています (^_^;)

誠に勝手ながら5月3~5日までお休みさせていただきます。

 

 

 

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排気漏れ

2022年02月20日 00時04分12秒 | メンテナンス

排気管の連結部分からの排気漏れにより、けっこう前からイヤな音をさせていたKTMのLC8。

その後、走行距離が進むにつれ症状は悪化していき、折角の力強くそして湿った心地よい排気音が台無し。。。

僕のほうからお客さんにエキゾーストシステムをアフターマーケット品に交換をお勧めすることはほぼありませんが、

音量ではなく音質が損なわれるのは僕としてはとても残念なので、これについては強く強くお勧めして

ガスケット類を全て交換させていただくことになりました。

サイレンサー取付けボルトには組み立て時にカッパーペーストの塗布が指示されているくらいなのにもにもかかわらず、

キャタライザーに隣接していることもありかなり高温にさらされ続けてきたボルトは完全に固着していて、

もはや浸透潤滑剤などではまったく歯が立ないレベルに達しており、ショックを加えたり加熱したりと僕にやれることは全てやり尽くして

なんとか取外しだけは完了。

 

ネジを締め付ける時にそれを折ってしまうような失敗はさすがにやりませんが、

固着したものを弛める時には、何をやってもダメでもう折るしかないモノに当たることは避けられません。

折れることは事前に感触でわかりますから、普通はココでお客さんに予告するのですけど

当店のステッカーを僕が勝手に複数貼ってもいいお得意さんですから、覚悟を決めて許可なく作業は進めます。

まあ最後は手の感覚によるところですけど、よりわかっていらっしゃる人の手にかかればここまで苦労することもなかったのかも知れません。

結局6本緩めるのに半日もかかって、しかも1本は折ってしまうという…

いや、逆によく5本を弛めることができたと考えられなくも無いか (^_^;)

一昨年前の北海道でパイプが割れてしまってすごく難儀した同エンジンのアドベンチャーとは

取り回しも材質も違うようなので、このスーパーモトは当分心配は無さそうですね。

激しい排気漏れの原因はこのグラファイトガスケット。

なんとこのガスケットが長期間の使用で跡形も無く消失してしまうという、たまに見る現象。

 

 

欧州車に時々見られる熱対策のちょっと心配になるところ

劣化で剥がれ落ちることも多いので、これを機に張替え。

汎用品を切り抜いて代用した方が長持ち。

 

折れ込んだボルトの抜き取りもなんとか成功。

サイレンサーがステンレスで折れたボルトがスチール、材質が逆でなくてよかった。

全てのガスケット交換を終え、本来の排気音に回復しました。

ちょっとしたことだけど「これ治ったらまた惚れ直すよ」とおススメした手前、作業がそれほど大きく脱線せずに済んでよかった (笑)

 

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測定と判定と

2022年02月10日 20時12分53秒 | メンテナンス

洗浄の終わっている990アドベンチャーの腰上パーツ

指定の箇所のサイズを測定し、どのくらい消耗していて交換部品をどうするか考えます。

やはりシリンダーもピストンもピストンリングも全て規定値内に収まっていて

これを見るだけならクリーニングさえしっかりとやっておけば全て再使用で当座問題は無さそうです。

それでも、仕事抜きとは言えここまで時間と場所と労力をつぎ込んでいるのですから、

ある程度のパーツ交換でもやっておかないと気が済まないと言うもの。

ピストンリングは新しくするとして、あとはやっぱり消耗が見られるシリンダーヘッドの再生に拘りましょう。

 

この棒がバルブガイドに挿入できなければガイドの消耗は大丈夫だと判定できるらしい純正特殊工具が存在していて

おもしろそうだから購入して使ってみましたがこちらも結果はOK。

でもそのような大雑把では判定が甘いと思われるので、その後シリンダーヘッドは内燃機加工業者さんへ託し

意見を聞かせてもらうこととしました。

 

さすがに本職の目は厳しくて、素直にバルブガイドを打ち換えることとなりました。

僕もそうなることをどこかで望んでいたわけですから、ちょっと…いやかなり大きな出費になるけれど

やっていただきましょう (^_^;)

もうすでにもともとの目的を見失い、歯止めが利かなくなっています。

ヘッドを外注に出してしまったのであとは仕上がるのみ、その間に腰下の組み立てを進めておかなくては。

 

 

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キャブレターほとんど年代物

2022年01月18日 03時16分25秒 | メンテナンス

脱炭素社会の実現に向け、バイクもEV化を迫られるのでしょうけど

まだ今のところはキャブレターのメンテナンス作業の依頼は増える一方。

2年前くらいから多くのキャブレター車が目覚めてきているようですからね (^_^;)

 

さすがに機体もその使用年数や距離、そして乗られていなかった放置期間も合わせると

数十年を数える年代物ばかりになってきました。

だから交換したくても新品純正はとっくに販売終了になっていて入手不可。

かと言って中古パーツを使うにはそれらのコンディションにもよりますが、

これからの将来にわたって寿命を延ばすべく組み込むには、

それをやったところで、なかなかすっきりと気持ちのいいものではありません。

 

 

 

旧車キャブレターのオーバーホールには必需品と言えるキット。

ガスケットやジェット類は当然としても、それ以外のパーツ交換が広範囲に可能になったので

同じ機体でも過去の作業では妥協せざるを得なかった再使用パーツの交換ができて

作業の成果が一段と向上することもあると言うありがたいキットです。

 

普通には走るけど、好調とは言い難いキャブレター車に出会うことはよくありますが

オーナーさんより先に生まれていることも珍しくないバイクの好不調の判断は、

ご自身では難しいんだろうなと思います。

 

でもキャブレターだけでなくても旧車メンテナンスの環境は以前に比べて良くなってますから

EV化も旧車の保存も、どちらも進行していくんでしょう。。。

 

 

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カーボン落とし

2022年01月12日 21時01分38秒 | メンテナンス

 

 

 

年末年始、990アドベンチャーも少しだけ作業を進めることができました。

エンジンオーバーホールで多くに時間を費やす清掃作業。

 

さすがに12万キロメートルの走行距離は伊達ではなくて、

ピストンリング溝のカーボンなどは、これが一掃されるとどれだけ性能回復が望めるのだろう…と

キレイに除去することを決意させられます。

 

ピストンのコーティングを傷めないよう時間を掛けてカーボン除去。

 

 

燃焼室の状態は12万キロも走っていなくてもこのくらいにはすぐになります。

 

 

 

始めの意気込みが挫折しそうになるエキゾーストバルブ

いちばん頑固なところも根気よく取り組んでいると一日なんてあっという間に終わります。

 

 

 

 

 

 

コロナ禍によるバイク事情がどうあれ、この先需要の期待できる機体ではないんだろうな…と言うことは重々わかっているので

どこまで手を入れるのか、まずは汚れを除去してから考えようと取り組みましたけど

こうしてカーボンを除去しエンジンパーツの素顔を目視できるようになると、これはきちんと測定した方がいいんじゃないかと言う美しさ。

エンジンの材料も高品質であることは間違いないので、手を抜かずに仕上げれば

このバイク…僕より長生きするかもしれませんね。

次は測定して消耗量を見てみることにしましょう。

 

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アドベンチャー組み立て

2021年12月25日 00時08分25秒 | メンテナンス

作業に取り掛かって早一年となるKTM990アドベンチャーです。

日常はほぼ寄り付くことができず、まずは後戻ってどこまでやったのか作業の進行を確認しながら、

そこから作業が再開すればいいほうだけど、思い出しただけでその回は終わると言うことも多くありまして

なかなか先へ進んでいません。

それでも12万キロも走ったバイク、どなたも敬遠されるでしょうけど僕だけはわかってやれるよう

交換パーツについてはかなり奮発しています (^_^;)

どうすればこの990LC8エンジンのシフトフィーリングが得られるのだろうかと

シフト機構の構造や動作にはすごく関心を持って点検と組み立てを実施しました。

 

仕組みは他のバイクと何ら違いは無いのだけれど、パーツの支持と摺動部の抵抗の少なさと精度の高そうな動きは

それほど多くのエンジン腰下を開けたことの無い僕にも明らかに特異で秀逸なものだとわかります。

一般的にはギヤレシオのこと以外、不思議なことにシフトフィーリングなどにあまり注目されることの無いトランスミッションではありますが

操作の力をたどって行き、伝わり方に極力無駄が無いことをこの目と指で確かめることができただけでも

エンジン開けてよかったなと思います。

でもこれで満足できるわけでもないから、これからの道のりまだまだ長いですね。

ひとつひとつパーツリストから品番をひろってオーダーするよりも、一括して「ガスケットキット」で

手っ取り早くエンジン1基分のシール類を入手した方がいいのは分かっていても、

ちょっとしたヘルメットが買えるくらいのお値段とくれば、もう腹をくくるしかありませんよ (^_^;)

 

何度も何度も見てきてもう飽きてしまったケース内部もこれで見納め。

これからエンジンが組み上がって行くにつれ、またこの中を見たい気持ちにかられるのですよね。

 

シフトセレクター関連のスプリングもこれまで使ってきて、折れてしまうことはありませんでした。

歴代過去オーナーの距離に対するシフト回数は、その乗り方と考え方からしてかなり多かったのは明らかですから

この耐久性も高く評価できるでしょう。

 

このあと、部品交換に欲が出てしまって再び部品待ち…

ど深夜の作業もしばらくは自制します。

 

 

 

 

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リフト占領

2021年12月21日 03時33分52秒 | メンテナンス

先日、HIDヘッドライトの不良で謎のバッテリー上がりが解消したR1100RT

ニュートラルランプの点灯不良でこちらもなんとかしておきたかったと言うこともあり

そのままバイクリフト占領で追加の部品交換です。

 

駆動系のコンディションチェックも兼ねて久しぶりのスイングアーム脱着。

手前外側がギヤポジションセンサーで奥がニュートラルセンサーなのですが

僕の部品注文ミスで再注文の入荷待ちのためさらに長期間リフトから動かせなくて、

その間他の車両の下回り作業は地面に寝転がっての作業を10日間も強いられました (^_^;)

 

去年と今年、お店の前では新旧問わずいろんなバイクが往来するようになりましたけど

このR1100とR1150シリーズはなぜだか少なくなっていく一方みたいですね。

タレントさんがYouTubeで取り上げてくれたりなんかすると注目されるかも…

いやそんなこと一切しなくていいけど (笑)

 

 

 

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価値観

2021年12月12日 23時01分26秒 | メンテナンス

キャブレターが外注先から戻ってまいりました。

スロットルバルブのVシールとMJN「マルチプルジェットノズル」の交換とオーバーホール基本作業。

営業の方の丁寧な対応だけでなく作業の仕上がりも申し分ありません。

ココまで手を尽くしたのだから、キャブレターの装着も粗末にできないのは当然です。

片方のスロットルケーブルにほつれが発生していたので迷わず交換です。

ツーリングにお誘いしたのはいいけれど、ケーブル切れで走行不能になんてことになったら

僕の立場を失いますからね (^_^;)

それに切れる切れないは別として、新しいケーブルと言うのはやっぱり良いものです。

水平対向360度クランク(等間隔爆発)のツインですから

バキュームは測らなくても感覚だけでかなり良いところにバランス調整できなくもありませんが、

アイドリング域はやっぱり測ったほうが精度よく同調します。

40㎜の口径の強制開閉のキャブレターに極低速域の扱いやすさを求めるのだから

バキュームピストンタイプに比べると限度はありそうなものですけど

これがそうでもなくて、好ましいクラッチのフィーリングもあいまって

スタートで静かに猛ダッシュできるのだから、本領発揮の高回転まで気の抜けない加速が楽しめます。

バイクの新旧問わず、吸排気の気密性と言うのはとても大事ですね…

他に乗りたいバイクも無いそうで、人生のほぼ半分を共にしていらっしゃるオーナーさんの評価やいかに (^_^;)

 

半生と言うのも凄いけど、今時は生まれる前からあったバイクに乗っていらっしゃるお若いオーナーさん

かなりいらっしゃいますからバイクの価値観は幅広いものですね。

 

 

 

 

 

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