久々の富士スピードウェイ、黒12さん新品LSDが入ったためか、コーナー中もガンガンアクセルON、フロントをこじる走り方、とってもタイヤに優しくない走り方をやってしまったらしい・・・・結果、ブロック飛んじゃった(泣)以上タイヤ終了です。
この写真レリーズフォークとレリーズベアリングなんだけど、一体式なんだよね。この形は黒70も初めてだ。というか国産にはないね。さすがルノー製だ。発想が日本とは全く違う。どうしたらコンパクトにまとまるかを考えて作ってあるのには、頭が下がります。
LSDを組む時の、分解写真が足りない?と友人からメールが入ったので、そう言われてみれば!確かに足りません。で、写真を掲載しま~す。この写真は5速メインギヤを抜いて、ミッションケースを開けた時の写真です。
ようやくLSDも組み上がり、後は載せるだけ、でもこのルノー製のミッション良くできているというのが感想かな!ミッションのシンクロ機構もカンタンにできているし、ミッションデフの重量も軽い。そうそう機構がカンタンにできていると言うことなんだけど、これってクルマにとってはかなり重要なことなんだよ。部品強度は別として部品数を少なくできる=故障しにくいという事なんだ。いかにシンプルに正確に動く機構を作るか、これがメーカーさんの技術なんだよね。
ようやく薄口プーラーを手に入れ、5速ギヤを抜くことができました。後はひたすらバラしてLSDを組んで組み上げればOKです。写真はノーマルデフです。ディファレンシャルギヤの真ん中がスカスカだよね。このディファレンシャルギヤの役目なんだけど、クルマが直進状態のときは全く作動しないんだよ。クルマがカーブを曲がる時、外側のタイヤより内側のタイヤが通る距離が短いよね。だから外側と内側のタイヤに回転差をあたえないとスムーズに曲がれないんだ。この回転差を与えるのがディファレンシャルギヤなんだ。一般で的には、呼び名が長いのでデフと呼んでいるよ。
分解していくと、やはり5速メインギヤが普通のプーラーでは全く入らない。クリアランスが2mm程度しかない。ここで作業ストップだ。特殊工具が必要だ。納期を確認してみたら、バックオーダーがスゴイ数量入っていて1ヶ月以上かかるらしい。ディーラーさんも本部貸し出し工具らしく、持っていない。特殊工具があれば3分で終わる作業なのに(泣)強行策も考えたが、ギヤは高周波焼入されているので、磨耗には強いが、衝撃やこじったりしたりすると、もの凄くもろいパーツだから、無理矢理抜くのは無理と判断。とりあえず特殊工具を探すしかなさそう。