"暮らしのリズム"的できごと

先人が培った暮らしの知恵を通じて今を楽しむ【暮らしのリズム】のブログ。旧暦、落語、音楽、工芸品、食、民俗芸能などをご紹介

“舞と噺”の興味深~いイベント

2006年07月07日 11時34分53秒 | 季節のおはなし

◆イベント当日の写真をアップしました◆(7/19up)
 旧六月十二日。今日は二十四節気の【小暑(しょうしょ)】です。梅雨もいよいよ終盤戦、五月雨のしとしと降る雨から、時折ザーッと降る雨が多くなってきました。集中豪雨に見舞われている九州地方も皆さんには心よりお見舞い申し上げます。
 そして今日は七夕ですね。
七夕(しちせき)は人日(じんじつ、正月七日)、上巳(じょうし、三月三日)、端午(五月五日)、重陽(ちょうよう、九月九日)と並ぶ五節句の一つ、本来は旧暦の行事です。中国伝来の星祭り、牽牛星と織女星の伝説が一般的ですが、古来日本の民俗風習であるお盆を前にした穢れを祓う行事であったとされているようです。今年の旧暦七月七日は7/31(月)、夜空は晴れわたり星の伝説を観ることが出来るでしょうか。
 とても興味深いイベントをご紹介しましょう。
様々な流派で基礎を学び12年前に自らの流派、舞川流を立ち上げた舞川扇彩さんと、居酒屋寄席でいつもお世話になっている立川文都師匠のジョイントイベントです。
77maikawa舞川さんは川崎大師にほど近いご自宅の1階のお稽古場を【座・舞川】という名の小劇場として解放し、定期的に様々なイベントを開催されています。落語と日本舞踊は表現のスタイルこそ違えど、その流れには共通する部分がたくさんあります。日本の伝統芸能を探求し続けるお二人のお話を聞いていると、いつも驚かされることがたくさんあり刺激的です。今回のイベントでは、それぞれが落語・舞踊を披露され、違った視点で来る広げられるトークや、珍しい共演、なども観られると思います。ご興味のある方は、ぜひお運び下さい。必ずやご満足いただけることでしょう。(↑某日打合せ中の舞川扇彩さんと文都師匠、イベント本番にとっておいて、というほど話が弾む弾む↑)

◆さろん・まいかわ◆
出演:立川文都、日本舞踊舞川流家元・舞川扇彩
日時:平成18年7月16日(日)開場=13:30、開演=14:00
場所:座・舞川(川崎区伊勢町11-5)map
料金:前売=2500円、当日=2700円
詳しくは舞川流ホームページをご覧下さい。

(↓当日の模様。根多は『お菊の皿』扇彩さんがお菊をチャーミングに演じる)

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