旧十二月二十三日。日曜日(1月19日)に二十四節気の【大寒】に入りました。
冷ゆることの至りて甚だしきときなればなり。
『暦便覧』(天明八年/1788年出版)
東京では、1月10日から20日までの11日間、連続で最高気温が10℃未満の寒中らしい陽気が続いて来ました。それもどうやら一段落。これからは、少しずつ寒気の出し入れがあって、厚手のコートがいらないような日もあるようです。日差しも少し強さを感じるようになり、まだ寒中後半ですが、春の匂いがしてきました。
写真は、隅田川土手。とても日当りの良い場所に咲く寒梅です。あまり花つきは良くないのですが、放つ香りは春そのもの。このような暖色系の花を目にすると、気分も軽やかになります。