長期戦必至の日本丸の息抜きに製作し始めたハセガワ1/72の飛燕Ⅰ型改丙が完成しました。
マーキングは1945年2月の調布基地の飛行第244戦隊の88番機です。
プロペラのモーターライズ、主翼の12.7mm機銃とピトー管を真鍮製に置き換えた事以外は素組みです。
インストの郵便番号が3桁という古いキットですが、綺麗な凹モールドでパーツ精度も完璧なので、とても作り易い好キットです。
流石にデカールは使い物にならなくなっていたので、マーキングは垂直尾翼の部隊マーク以外は全て塗装です。
垂直尾翼の部隊マークはMYKデザインという日本のアフターパーツのデカールを購入して使いました。
銀塗装はクレオスの8番を黒立ち上げで塗りました。
アンテナ線はストレッチリギングの0.6号で機内引き込み線は省略しています。
増槽タンクの色がこれで正しいかどうかは判りませんが、想像で塗っています。(笑)
スタンドは以前製作した物を汎用的に使っています。
製作日数は正味3~4日程度です。
渋い銀色がいいですね。
戦闘機には疎いのですがこのスタイル
マスタングP-51に似てると思いませんか?
もちろん真似をしたわけではないでしょうが(笑)
完成おめでとうございます(^^)。
息抜きで、機銃とピトー管を真鍮製に置き換え、垂直尾翼の部隊マーク以外は全て塗装し、アンテナ線はストレッチリギングの0.6号で張られるとは「凄い」です。
この内容、私だったら倒れるまで全力疾走です(^^;。
汎用スタンドが威力を発揮し始めましたね、今度乗るのは紫電改ですか?。
半艶クリアで艶を整えたら、銀のギラギラ感が無くなって、川崎で復元された飛燕みたいな渋い感じの銀になって良かったです。
ラジエターが胴体の下についているところはP-51と似てますね。
機首のラインは同じエンジンのBf109eと似ています。
真似という意味ではBf109eの真似と言えるかもしれません。
キットの出来が良いだけで、全然「凄く」ないですよ。
貴殿と比べれば「手抜き」も甚だしいです。
本当は主脚カバーに「88」の機番を赤で入れないといけないのですが、「裏側だからまぁいいや・・・」ってノリで省略してしまってます。
ピトー管は製作中に折れてしまったので、真鍮で作り直して、ついでに機銃も情けないモールドだったの一緒に取り替えただけです。
アンテナ線は5分もあれば張れます。
マーキングもデカールが生きていれば使うところですが、古くて使い物にならなかったので、久し振りに塗装しましたが、日の丸は単純なので簡単です。
ちょっと手古摺ったのは胴体側面の稲妻マークです。
このスタンドに次に乗るのは仰る通り紫電改になりそうです。
合間合間でチマチマと進めて最後の塗装工程は丸一日かかって一気に仕上げました。
最期にデカール貼りやクリア吹きで2時間くらいですね。
汎用スタンドは単三電池2本とスイッチを組み込んだだけの単純な作りです。
機体とのジョイントは2ピンICソケットと3mmネオジム磁石で、これも単純な構造ですから、簡単です。
機体とのジョイント部分だけ共通化しておけば汎用で使えます。
単発機用と双発機用の2種類を作ってあります。
モーターライズにしての飛行姿勢、かっこいいです。
どれも素敵な写真ですが、特に下面からのアングルは迫力があってグッときます。
お褒め頂けて、励みになります。
銀塗装だけだとギラギラして綺麗は綺麗なのですが、リアリティがありませんでした。
ウェザリングと半艶クリアの効果で汚れと紫外線で艶の無くなったジュラルミンのような風合いになった横います。
府中で雨ざらしになっていた104がこんな感じだった記憶があります。
飛行姿勢の場合は下からのアングルが意外と迫力が出ます。
人間が地上から見上げた時の感じに近いからでしょうか。
飛行中のキットはペラを回さないといけないので
モーターライズをこなされて、実感が出ています
下面からのアングルが、新鮮です
銀色にクリアーを吹くのは、有りなのですね
コロナのせいか、プラモで おこもりのため、いつもよりさらに速い制作ペースなのでしょうか。
キ61丙の完成おめでとうございます。
格好だけ見ると、日本機ぽくないスマートな形状で切手になったのも分かるようなデザインです。でも、発動機を作る根本的な技術がドイツについていけるほどではなかったのが、この機体の運命を決めてしまったように思います。
クラキン様の8枚目のお写真を拝見していると、機首が上がっていないせいか、上昇力がなく、未だ会敵もできず、悠々と飛び去ってゆくB-29に悔しがっているように思えてなりません。
4枚目のお写真を見ても、ヴィルデ・ザウを行ってくるFw-190A-8の正面からのイメージとは違い、前面投影面積が小さいこともあり、全然こわくありません。丙なので確かに翼内マウザー砲がありますが、元が軽戦ですから、旋回性がひどく悪くなって格闘戦なんて大変だったのではないかと思いました。
キ61のプラモを作る人は一番派手な4424号機を作るようですが、迷彩のないシンプルな無塗装機は形が分かってイイですね。使い古したジュラルミンみたいな感じがとてもgoodですね。
このキット、今はコンボキットか何かで2000円以上するのでしょうか?形を見ると、まだまだイケル感じです。高い価格にしてしまって、それより少し高いだけの新キットに逃げられて新しいモデラーに作ってもらえないのはとても残念に思います。減価償却終わったキットを最新キットと同じような価格にするのはやめた方がいいように思います。
ところで、府中基地のマルヨンですが、綺麗に再塗装された上で東に移動されF-1と一緒にいます。でも自衛隊機のシルバーというよりもっとぎらついているように思います。