今年1月下旬から製作開始したウィニー・メイ号が取り敢えず機体だけは完成しました。
前回は基本塗装とデカール貼りが終了した状態でしたが、その後、小物パーツを取付けました。
ピトー管はどちらのキットも出来が良くなかったので、アルミパイプと真鍮線を半田付けして自作しました。
リンドバーグは消炎排気管になってしまっていたので、真鍮パイプで二本出しの集合排気管を自作しました。
機体左側のコックピットへの乗降用ステップ(金属棒に見えます)はリンドバーグでは省略され、ドラウィングスでは太いプラパーツだったので、両方とも真鍮線に置き換えました。
細部のディテールはドラウィングスが遥かに勝っていますが、組み立てやすさと全体のシルエットや雰囲気はリンドバーグの方が勝っていると思います。
ドラウィングスはディテールに懲りすぎて、パーツを必要以上に細分化した割に、パーツ精度が悪いので非常に組み辛いですし、全体に細っそりしていて、ベガ特有のポッチャリ感が薄くなっているように思えます。
その違いが一番ハッキリと分かるのが主脚カバーです。
上がリンドバーグ、下がドラウィングスです。
厚みが倍半分くらい違います。
最後に若干の墨入れをした上で全体にグロスクリアーを吹いてピカピカ仕上げにしました。
この後、5月の静岡までにウィリー・ポストとハロルド・ガッティのフィギュアを作れば完成ということになります。
そしてダラダラと続けてきたマイテーマの「昭和の冒険飛行家」もコンプリートする事になります。
先ずは1931年のウィリー・ポストとハロルド・ガッティの二人で成功させた1回目の世界一周機、ドラウィングスのキットから。
次は1933年にウィリー・ポストが単独で成功させた2回目の世界一周機、リンドバーグのキットです。
ツーショットです。
向って左がリンドバーグ、右がドラウィングスです。