自己満足日記

クラキンのささやかな道楽三昧  2009年3月14日開設

チャレンジャーⅠ 製作記 完成

2018年06月10日 11時20分50秒 | プラモデル完成写真(陸)
レベル1/25 ミッキー・トンプソン&チャレンジャーⅠが完成しました。
その6以後の作業はモデリングワックスで磨いただけです。
完全素組みです。

1960年9月にアメリカ人ホットロッドドライバーのミッキー・トンプソンが地上を走るレシプロエンジン4輪車として初めて時速400マイルを突破し、時速406.6マイル(654km/h)の速度記録を出した時の車です。
記録を出したのは数々の速度記録で有名なユタ州のボンネビル・ソルトフラットです。

スーパーチャージャー付V8エンジン4基を搭載し、4輪それぞれを駆動するという4WD方式で、エンジンパワーは4基合計で3200馬力以上です。

車体レイアウトとしては前から冷却水タンク(ラジエターは無し)→4基のエンジンとミッション&デフ(燃料タンクは極少量のものが各エンジンの脇に配置されています。)→コックピット(お尻よりペダルの位置の方が高い!)→エアブレーキ用パラシュートの順に並んでいます。
フレームは鋼管トラス構造の溶接です。
排気は各エンジンの片側4気筒つづを1本に集合し、サイレンサー無しの直管で車体側面に排気するというレイアウトです。
中央アンダーカウルの4個の穴から覗いているのがそれです。

キットはアメリカレベルのもので、初販がいつ頃かは判りませんが、ランナーやバリの感じから見て、あまり新しいキットではないと推測します。
インストの著作権表示は2012年になっています。
現在は殆ど入手できない状態だと思います。




このキットの最大の難関はシャシーフレームと10分割されたボディパーツとの合いが致命的に悪いことです。
フロント、両サイドのアンダーカウル、リアカウル、キャノピーは調整すれば何とか見られる程度にまで収まりますが、脱着式のセンターカウル(エンジン部分のかばー)はどう調整しても合いません。
完成品を作品展などで展示する際にはセンターカバーとコックピットキャノピーを外してエンジン、コックピットを見せた状態で展示すると思うので、最終的には諦めました。
コックピットキャノピーの小さな窓用のクリアパーツは付属していないので、透明塩ビ板で作ることも考えましたが、素通しでも全く違和感が無いので、そのままにしています。
ミッキー・トンプソンの1/25塗装済みフィギュアが付いていますが、これの出来がかなり良くて、実物とも結構似ています。

それでは完成写真です。

先ずはフルカバード状態です。



フロントホイールカバーを外した状態です。


センターカウルも外した状態です。

コックピットキャノピーも外すとこうなります。


エンジン部分のアップです。

コックピットのアップです。
シートベルトはキットのモールドを塗り分けました。



これで今年8個目の完成です。
6ケ月で8個ですからまずまずのペースです。

次もアメちゃん物・・・空?海?・・・
コメント (14)
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