自己満足日記

クラキンのささやかな道楽三昧  2009年3月14日開設

船釣り大好き その2

2015年02月19日 07時04分01秒 | 沖釣り日記
船釣り大好き2回目の今日は、「船釣りの大変な点」について書きます。

1.釣りに行くこと自体にお金が掛かる

私の場合、海から数十キロ内陸に住んでいるので交通費が多少掛ってしまい、近海の釣り1回で全部で15000円くらい掛かります。
ゴルフに1回行くのとほぼ同じくらいでしょうか。
・交通費(ガソリン代、通行料):2000~3000円くらい
・飲み物、弁当(コンビニ調達):500~600円くらい
・乗船料、氷代、餌代、仕掛け代:1~1.3万円くらい(釣り物や船宿によって多少開きがあります)
銭洲などの遠征になると船代だけで30000円くらい掛かります。

2.道具にお金が掛かる

通年、色々な魚種で船釣りを楽しもうとすれば、竿、リール、仕掛けなどを何種類か用意しなければなりませんから、それなりの投資が必要になります。
イカ・タコ以外の魚全般(大物や中深場も含む)を対象に考えると、最終的には大凡以下の投資が必要と思います。
勿論、高級品で揃えればもっともっと高くなります。
・竿(4種類):4~8万円くらい
・リール(3種類):15万円くらい
・バッテリー:1~2万円
・クーラーBOX大小2個:3~5万円くらい
・ロッドキーパー:1.5万円くらい
・テンピン、ビシなど:2万円くらい
・バッカン:0.5~1万円くらい
・ウェア、長靴、救命胴衣:1~2万円くらい

一度にこれだけの投資をする必要はありません。
最初は自分の釣り物に合わせた最低限の物で初めるか、船宿の貸し道具(注1)で初めて、道楽が本格化するのに合せて買い揃えていくのが良いでしょう。
初期投資だけなら5~6万円というところです。

船の出船時間は早いですし、荷物も多くなるので「車」は必需品です。
車に乗るのが自分一人であれば、軽四輪でもギリギリ大丈夫です。

3.朝が早く、最低でも丸一日潰れる

乗合の釣舩の出船時刻はほぼ日の出の時刻です。
釣り座の確保、乗船手続きや支度などの時間を考えると、出船時間の少なくとも1時間(できれば2時間)前には船宿に着いていないといけないので、夏場なら3~4時、冬場でも4~5時頃には船宿に着かなければなりません。
遠征船の場合は夜中の1~2時の出船が普通ですから、推して知るべしです。
前々日までに計画的に道具や仕掛けなどの準備を済ませ、前日は荷物を車に積み込んで、忘れ物がないことを確認した上で、遅くとも20時頃までに床に着くのが理想です。
(勿論船宿までの所要時間にもよりますが)
前日の寝不足は船酔いの原因になるばかりでなく、行き帰りの居眠り運転の危険性も高くなるので禁物です。

乗合船の場合、6~7時間海で釣っているのが普通なので、帰港は13~14時頃です。(遠征船の場合は17時頃が多い)
港から自宅まで2時間で帰れたとしても、帰宅は15~16時頃になります。
その後、
・獲物の始末(写真を撮ったり、捌いて調理したり、冷蔵庫に入れたりなど)
・人間の洗浄(風呂)
・道具の洗浄と手入れ
などをしなければいけませんから、あっと言う間に夕飯の時刻になります。
美味しい魚と旨い酒で一杯やれば、即、眠くなるでしょうから、これで一日終りです。
遠征釣りの場合は帰宅自体がもっと遅くなるため、獲物の始末や道具の手入れが翌日になる可能性が高いので、翌日も仕事を休めるようにしておくのが良いと思います。

このように、船釣りは急に思い立って、パッと行けるほどお手軽なレジャ-ではありません。
この点は、湖沼や堤防釣りの方が遥かに手軽だと思います。
2連休の初日または3連休の中日(特に遠征の場合)に行くのが理想です。

※走水のアジの午後船や網代の午後船のように、気軽にパッと行ける船釣りもありますが、少ないです。

注1:船宿の貸し道具
全ての船宿に貸し道具があるとは限りません。
また貸し道具の種類や料金も船宿によってかなりバラツキがありますし、船宿によっては予約が必要な場合もあります。
必ず事前に確認する必要があります。





コメント (4)
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